コンクールについて①

コンクールを受けることについては賛否両論あると思いますが、個人的には１つの目標設定と考えています。

こちらのサイトや、ホームページにもコンクール結果を掲載させていただいていますので、コンクールに特化した教室と思われることもありますが、決してそんなことはありません。

コンクールを受けて賞を取られるのは、音楽院のたくさんの生徒さんの中のごく1部の生徒さんです。

皆さんにコンクールをおすすめするわけではありませんのでご安心下さい。

ほとんどの生徒さんは、ご自分のペースで弾きたい曲に挑戦し、心からピアノを楽しんでいらっしゃいます♪

私自身コンクール審査員をさせていただいている経験から、音楽に点数や順位をつけることの難しさをつくづく感じています。

賞に入らなくても素晴らしい演奏はたくさんありますし、審査員の先生によって重視するポイントが違いますので、評価が分かれる場面もたくさん見てきました。

結果に一喜一憂してしまうと、受ける事自体がマイナスになってしまう場合もあります。

ですので、コンクールの難しさも理解した上で、生徒さんの性格や、ご本人が受けたいという気持ちがどれだけあるかも見極めて、コンクールを受けることが本当にその生徒さんのためになるか、常に良く考えるようにしています。

コンクールを目標にすることによって、生徒さんが成長される姿もたくさんみてきましたので、コンクールがプラスになるように、気持ちもケアしながらサポートするよう心がけています。