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鑑賞のお勧め

梅雨が長引き憂鬱な日が続いていますが、こんな時は今できる自分の好きな事をとことん愉しむのも一つだと思います。
今回は、数多くあるおすすめしたい曲の中から一曲をご紹介いたします。

【R.シューマン作曲 ピアノ協奏曲イ短調 
Op.54】
シューマンの唯一完成されたピアノコンチェルトです。第一楽章は、激しさの中にも繊細で何とも美しい旋律が印象的な曲です。木管楽器とピアノの掛け合いやピアノカデンツァなども聴きどころで、第二楽章、第三楽章へと続きます。

今日お勧めしたい演奏は二つあり、一つ目は、
♪指揮:R.クーベリック ピアノ:W.ケンプ
バイエルン放送交響楽団
YouTubeでもありますがDVDでも出ており、私はこの演奏映像を見る度に、恥ずかしながら涙が込み上がります。クーベリックとケンプがオーケストラを懸命に牽引している姿や、遥か遠くまで響くような、ケンプが奏でる澄みきった音が大変綺麗です。同時に、シューマンの人柄も感じ取れ、シューマンに思いを馳せることができる演奏です。

もう一つは、
♪指揮:W.フルトヴェングラー ピアノ:W.ギーゼキング
ベルリンフィルハーモニー交響楽団
恩師の勧めで、フルトヴェングラー指揮のCDを初めて聴いたのは小学高学年の頃で、ベートーヴェンのシンフォニーから聴き始めました。この頃は音楽についてまだ何も分かっていませんでしたが、子供ながらにその響きに圧倒され衝撃を受けて感動し、憧れた覚えがあります。
今改めて聴くと、やはりあらゆることが超越していて、ベルリンフィルの響きやギーゼキングの音も凄いですよ。こちらもYouTubeでも聴けます。
フルトヴェングラーの指揮ぶりを映像で見るのも純粋に面白いです。音楽をする上でとても大事な要素が沢山入っています。少しでも近づけるように、日々鍛錬です。

同じ曲でも指揮者や演奏者によって違いもあり、聴き比べしてみるのも楽しみのひとつです。


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