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横浜みなとみらいホール ~大ホールの【P】ブロック席~

こんにちは。
横浜市都筑区 仲町台のピアノ教室 【エミ・ピアノスタジオ】です。

日頃より当スタジオのブログをお読みくださり、ありがとうございます。



少し前のことになりますが、今日は、昨年末聴きに行った演奏会についてお話ししたいと思います。

年末の演奏会といえば、〝第九〟
第九!第九!と言われますが、
『ベートーヴェン作曲 交響曲第九番 合唱付き』
と表されることが多いですね。
(〝第九〟についてはまた別記事にてお話しします^_^)

今回私が聴きに行ったのは、
ウクライナ国立歌劇場管弦楽団 
「白鳥の湖」&「第九」というプログラム。
横浜みなとみらいホール 大ホール での演奏会でした。

そこで、予想外の出来事が。
と言いましても単に、私の確認不足によることなのですが(^^;

今回は急に思い立って、2日ほど前にチケットを急遽確保した演奏会でした。
2階席センターブロック席!と楽しみにホールに向かって、びっくり!
私のチケットには【Pブロック】の文字が。
…ステージ挟んで真反対側の席だったのです(^^;
【Pブロック】…すなわち、パイプオルガン側の席でした。

横浜みなとみらいホール 大ホールには、ステージ後方にパイプオルガンがあるため、ステージを挟んだ反対側にも座席が配置されています。
…通常の座席から見ると、ちょうどステージを挟んで向かい合わせのような座席位置です。
…オーケストラを聴きに行った場合、通常の座席ですと

【演奏者の顔は見えるけれど、指揮者は後ろ姿のみ。】

ですが、今回座った〝後方席〟は、真逆!
【指揮者と向かい合わせ!で、演奏者は後ろ姿】

という格好。

あぁ…反対側を買ってしまった…。と少々意気消沈しながら席に着いたのですが、席に着いた途端!
〝わぁ!!演奏者の楽譜が見える!!!〟
〝パーカッションパートの裏側が見えるー!!!〟
となり、〝この席で良かったかもしれない!!!〟と一気に気持ちが高揚してきました。

音はもちろん前に向かって響きますし、第九の合唱はまさに、前に向かって声が飛びますから、お好みは賛否両論あると思いますが、
私の中では…『後方席、かなり面白い!』という大満足な結果でした^_^

まず、指揮者の表情を見ながら演奏を聴くことができる。これが醍醐味です。
指揮者の一挙手一投足、すべてを見ることができました。
〝指揮者がこう指示を出すと、演奏者はこう反応する〟という様子を直に見ることができたこと。非常に面白かったです。

また、後方席は演奏者と近い分、
〝ここで奏でている音が、こんなに広いホールでこう響いていくのか。〟
という感覚を肌で感じ、鳥肌が立ちました。

冒頭に演奏された『白鳥の湖』。
第一音目は、コントラバスの奏でるピチカート、〝シ〟の音で始まるのですが、たった4名のコントラバス奏者から奏でられる、一音のピチカート。
この一音が、この広いホールにこんなにも響いていくのかと衝撃と感動をおぼえました。

オーケストラの演奏会ですから、もちろんマイクなどはありません。
私の目の前に並んでいる、オーケストラ奏者ひとりひとりの身体の中に、一体どれだけのパッションとエネルギーが満ちているのかと、そればかり考えながら聴いていました。
これは今の私にとって、絶妙なタイミングで現れた、奇跡のような大きな大きな体験でした。
多くのことを感じて帰路につきました。

演奏をじっくりゆったりと楽しみたい場合は、やはり、通常の前方席をおすすめしますが、演奏者の立場に立って考えたい、楽しみたい!というときには、この〝後方席〟かなりおすすめです^_^

この度、ひょんなことからこの〝後方席〟に座ってみて、嬉しい発見をいたしました。

たくさんのコンサートホールがありますが、パイプオルガンがあるホールに、この〝後方席〟があることが多いです。
サントリーホール、ミューザ川崎ホールなど。

チケット価格も、前方席よりもいくらか安価に設定されていることが多いです。
ぜひ一度、【舞台後方席】からの響きと楽しみを体感してみてください。

日頃とはまた違った、たくさんの新しい発見があることと思います。




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