【紫明先生のエッセイシリーズ】歩ちゃんのこと(1991年)6
「今日はここまでにしておきましょう」とレッスンを打ち切りますと、けげんな顔をします。
歩ちゃんにとってはピアノのお稽古は、おもちゃで遊ぶと同じように魅力があるのでしょう。
家でのお稽古の時でも、うまく弾けなかったら泣きながらでもやり通すという、たくましさと意欲が育っていきました。
私の教室では、ピアノの個人レッスン以外にミニ・コンサートをしばしば開きますが、先輩やお友達の演奏を通して意欲づくりになっている事も、大きいと思います。
これまでにバッハの”メヌエット””ジーグ”ベートーヴェンの”エリーゼのために”ダカンの”かっこう”モーツァルトの”ソナタ”ほかの数々の曲も大変よく弾けました。<続く>
歩ちゃんにとってはピアノのお稽古は、おもちゃで遊ぶと同じように魅力があるのでしょう。
家でのお稽古の時でも、うまく弾けなかったら泣きながらでもやり通すという、たくましさと意欲が育っていきました。
私の教室では、ピアノの個人レッスン以外にミニ・コンサートをしばしば開きますが、先輩やお友達の演奏を通して意欲づくりになっている事も、大きいと思います。
これまでにバッハの”メヌエット””ジーグ”ベートーヴェンの”エリーゼのために”ダカンの”かっこう”モーツァルトの”ソナタ”ほかの数々の曲も大変よく弾けました。<続く>