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音楽が人生を変えた✨

ご訪問くださりありがとうございます。

数回に渡り、4回シリーズのセミナー「育脳ピアノレッスンの教科書」の第2回目の内容をご紹介しています。

今日は、「音楽が、ある人たちの人生を変えた」というお話です。

エル・システマという言葉を聞いたことがありますか?

南米ベネズエラでホセ・アントニオ・アブレウ博士によって始められた社会変革を目指した音楽教育プロジェクトのことです。

家庭の経済状況にもかかわらず、すべての子が無償で集団での音楽教育が受けられる仕組みが原点で、子どもたちが自ら協調性や規律を学びながら、目標に積極的に取り組んでいく姿勢を育んでいくことによって、希望や誇りを持てることを目的としています。

この活動は多くの一流音楽家を輩出しているだけでなく、子どもたちを犯罪や暴力から守り、学業面も含めてポジティブな影響を与えてきていることで、ユネスコ等の外部機関からも評価されています。

2016年1月時点で60以上の国・地域で展開しているそうです。

このプロジェクトにより、ロサンゼルスの恵まれない子どもたちを集めたユース・オーケストラ・ロサンゼルスの子どもたちの言葉をご紹介します。

・私はオーケストラで演奏しているときが1番好きです。自分と仲間が一緒になって素晴らしい音を作り出せるからです。そのときには明日の食べ物や今晩の宿題などの心配を忘れて、自分が弾く一つ一つの音を通して物語を紡いでいきます。

・私たちは何もない所から来て何もできないと思われているけど、とても美しいものを作り出しています。誰でも一生懸命努力して目標に向かっていけば、私たちのようにできると思います。

・クラシック音楽は、私が知らなかった私を見つけさせてくれた。また、新しい視点もくれました。クラシック音楽の世界はとても美しく、それゆえこの世界も美しいと思ます。

実は私は以前テレビ番組でエル・システマについて紹介されているのを見たことがありまして…

その番組に出演していた、エル・システマによりユースオーケストラに所属していた子どもたちは、日常的に殺人や麻薬の売買が行われている地域に住んでおり、学校に通うのもままならないような状況でした。

そんな子どもたちが、番組内で

「僕には音楽がある」
「音楽があるからこんな中でも犯罪に染まることなく生きていける」

と話していたのを覚えています。

正に、音楽によって人生が変わったわけですよね。

私の周りには、このような環境にあるお子さんはいませんが、現代社会特有のストレスを少なからず感じている子どもたちはたくさんいると思うのです。

そんな子どもたちが、このような音楽の恩恵を受け取ることができたら良いなぁ、と、いつも思っています。


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