日本全国のピアノ教室が5000件以上掲載!

第31話 本番で上手く弾けるのは運がいいから?

まだまだ日中は暑い日が多いのですが、朝晩は涼しくなりました。

あるお母様からこんなお話がありました。
私が子どもの頃習っていたところの発表会といえば、演奏の途中でつっかえて何回か弾き直しを
したり、音がわからなくなって止まってしまったり‥、そんな子が多かったのですが、
ここの教室は、もう長く通っていて一度もそんな場面に出くわしたことがありません。
それってすごいことだなあと思いますし、でも不思議だなって思ったりします。

なるほど、そんな風にお感じだったのか、と新鮮に受け止めお母様にお話しました。

本番の演奏は普段の取り組みかたが色濃く表れる言ってよいものです。
そのため当日達成感を得られる演奏ができるように、この時期にはこれをと
いうふうに計画的に生徒さんごと・時期ごとのポイントを決めて進めています。
そのようにして小さな目標を達成しながら完成させているから『三匹の子ぶた』の
お話の中に出てくるレンガの家のように、少々の風では吹き飛ばないような感じに
なっているのかもしれませんね。

私の教室では弾きあい会1ヶ月前にテストというものを設けています。
テストですから合否があります。はじめてテストを経験されるかたには
どういう基準で合格になるのか詳細をお伝えしています。不合格なら再テストがあります。
結果が合格であれ不合格であれ、本番に向けての課題をしっかりと把握させます。 
不合格の場合は気持ちを前向きに持たせるよう、合格の場合は気持ちが緩んで演奏が
崩れないよう、その後レッスンの1回1回をよくみながら演奏と気持ちを整えていくように
します。
そうすることで、みな緊張感ある中でも大崩れなどなく最後まで弾き切ることが
できるようになっています。
実際、再テストを受けた人は本番でとても魅力的な演奏をすることも多く、良い意味で
『自分自身を追い込み努力した』ことの表れではないかと考えます。

体験レッスンの時、テストがある教室と聞いて「え〜、そんなん無理!」と言ってた人も
「再テスト受けてがんばったから本番で上手く弾けた!やっぱりテストはあったほうがいい」
に変わってきています・笑。

私にとって『本番は全員が達成感を得て、演奏も心も成長させるものであること』
全員、というところが大事です。


↓お問い合わせは、こちらからどうぞ!↓

↓お問い合わせ・体験のお申し込みはこちらから!↓

この教室へお問い合わせ

↑体験レッスンお申し込みも、こちらからどうぞ!↑

このブログへのコメント