新潟でリハーサル

先週、3/20発表会ゲストの岡礼子さん（ヴァイオリン）とのリハーサルで、新潟へ行ってきました。今は新幹線が出来て東京からの日帰りも楽々です！礼子さんのお宅にある素敵な音楽堂で、ファリャ、サラサーテの曲を合わせてきました。その他、生徒さんとのアンサンブルもお願いしてあるので、その曲に関しての打ち合わせも。本番までに、もう一度東京で合わせていただく予定です。

礼子さんとの出会いは、音大を卒業して少ししてから始めたダルクローズ・リトミックの勉強の場でした。ここでは、長年日本のリトミック界を引っ張ってくださっている馬淵明彦先生の元で、音楽にかかせない呼吸、動き、他者とのアンサンブルなど、多くのことを学びました。（馬淵先生には今でも即興や作曲などの研究会でお世話になっております。）音大卒業後、あまり自分では演奏活動のことは意識していなかったのですが、このリトミックの講座で友人からジョイントコンサートに誘われて、それから今まで様々なコンサートに出演するようになりました。

藝大を卒業してから海外でも演奏や指導で活躍していた礼子さん、「日本でリトミックを学ぶならAkihiko（馬淵先生）のところへ行くように」とフランスの先生から紹介された、と聞きました。私はジョイントなどでアンサンブルの楽しさを感じていて、自分のピアノ教室でも本格的にやってみたい！と思い、礼子さんに初めてゲスト出演していただいたのが25年前でした。この時はミニコンサート形式で「タイスの瞑想曲」など3曲の演奏と、ヴァイオリンについての興味深いお話もしていただきました。

今年の発表会では、小学生と高校生、2人の生徒さんがヴァイオリンとのアンサンブルにチャレンジします！いつもとは違う呼吸感、きれいに合わせられた時の美しい響きなど、この機会にたくさん味わってもらいたいと思っています。

私もまだまだ練習途中ですが、先ほど書いたフャリャとサラサーテをヴァイオリンと、ソロではドビュッシーの曲を演奏する予定です。皆さんと一緒に、楽しい発表会を作り上げたいと思います。