オンライン・レッスンと教室での対面レッスン

8月に入って、近所の小･中学校もようやく夏休みに入りました。今年はいつもとは全く違う夏になっています。そしてほぼ同じタイミングで梅雨明け、熱中症にも気をつけたいですね。

前回のブログにも少し書きましたが、今年度はスタートした途端に新型コロナウィルスの流行が拡がり、4月のレッスンはほとんどお休みとなってしまいました。その間に、生徒さんからはお家で弾いた曲の動画を送ってもらってアドバイスをしたり、ワークなども送ってもらったりしていました。このことは、自分自身にも新しいことを考えるエネルギーになったようでした！

並行して、これからオンラインでどのようなことが出来るのかいろいろなサイトで勉強したり、レスナー仲間で情報交換をして、LINEやFaceTime、Zoomを使ってお試しレッスン＆実験を行い、5月の連休明けからはご希望の方にはオンラインでのレッスンを始めることが出来ました。（その間にスマホが故障して慌てて機種変などもありました。。。）

レッスンで伝えきれなかったことは私が部分的に弾いて動画で送ったりアドバイスを送る、ホワイトボードの活用、Zoomでは少しでも良い音質でできるように設定、など、工夫を重ねて少しずつ変更していったこともあります。生徒さん達と教室で会えなくても、画面の中で元気な姿を見ることが毎日楽しみでした。

6月になって学校も始まるようになると、大半の方は教室での対面レッスンに戻りました！本当の音を直接聴きながら伝え合うことが大事ですね。今まで当たり前にやっていたことの大切さを考え直す良い機会となりました。

教室では、以前よりもレッスンとレッスンの間の時間をきちんと取って換気や消毒をしっかりと行っています。これはコロナが終息してもずっと続けていくことになるでしょう。また、連弾の時には普段あまり使っていなかったアップライトのピアノで私が伴奏パートを弾くなど、なるべく密にならない工夫もしていきます。それでも、遠くの方はやはりオンラインを継続していますし、お互いの体調はが少しでも悪い時には、当日でもオンラインに切り替えて出来るように常に準備をしています。

コロナ前、コロナ後で世の中がすっかり変わってしまった感がありますが、音楽は決して失ってはいけないものです。他の芸術や文化も同じです。自分に今出来ることを常に考えて、これからもレッスンを続けていきたいと思います！