和声のお勉強中

こんにちは。
アミカ芦屋ピアノ教室です。

さて、高校と大学では、
平吉毅州先生の和声の授業を受けました。
気球に乗ってどこまでも、の作曲者です。

神戸生まれの先生は、
船を持っておられた事もあるそうで、
マドラスシャツを着こなして、
いつもお洒落で、
颯爽としておられかっこいい先生でした。

「君たちねぇ、和声の規則を、
作曲家はいっぱい破ってるんだからね、
自由にすればよろしい」
と楽しい授業だったのですが、
先生があまりにかっこよ過ぎて、
ぼんやりしてしまった上、
和声課題が苦手で、
規則が身に付かないまま卒業してしまいました。

そんなわけで、
アナリーゼがもっと楽に出来るようになるかと、取り戻すべく幾度となく挑戦している和声ですが、
先生のおかげで、
ちょっと楽しくなってきました。
そして、メロディを美しく作る事の難しさや、作曲家の努力が身にしみて感じられてきました。

先日は、
日々悪戦苦闘している無味乾燥(に私には感じられる)なバス課題を見ていただいたら、
藤本さん、シューマンお好きですか？
このラインはシューマンぽいですね。
と言っていただいた時は、
感動してしまいました。
課題じゃなくて創意なんだ！
と開かれた気持ちです。

この努力が生徒さんに還元できるのはいつ？
と思いますが、
この所毎週作曲を見せてくれる、
小学一年生の生徒さんに良いアドバイスしてあげたいし、
アナリーゼも少し直感で感じる和声が増えてきました。ペースアップして頑張ります。