ピアノ以外の曲を聴きましょう

大阪府藤井寺市・河内長野市でピアノ教室をしています。

2月20日、大阪のいずみホールでJ.S.バッハの「ヨハネ受難曲」の演奏会がありました。
演奏は、わが国を代表する古楽団体のバッハコレギウムジャパン。

久しぶりのホールで聴く演奏に胸がいっぱいになりました・・・・

この曲は私が中学生のとき、たまたまCDを聴いて大好きになった曲です。
「たまたま聴く」きっかけになったのが、ピアノの先生の「バッハの曲をもっと聴きなさい！！」というお言葉。
小中学生の頃の私はバッハ(インベンション、フランス組曲、平均律)が大の苦手だったのです・・・・

1曲聴いたくらいでは平均律が得意になった、とかいう訳ではありませんが(笑)、クラシック曲を勉強する際、ピアノ以外の作品を聴くことはとても大事です。

バッハ・・・合唱曲を含む歌、弦楽器、パイプオルガン
モーツァルト・・・オペラ、交響曲
ベートーヴェン・・・交響曲、弦楽四重奏
シューベルト、シューマン・・・歌曲
ラヴェル・・・オーケストラ作品全般

など。
ピアノ曲はあくまで「作曲家が自分の音楽を表現した」手段がピアノだったというだけで、その作曲家のエッセンスが色濃く出ている作品はむしろその他のジャンルに多くみられることが多いのです。(ショパンなど例外もあります)

フレーズの歌い方や、和声のバランスなど、ピアノで弾くときのヒントがいっぱい見つかりますよ！