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もうすぐ1月8日はプレスリーの誕生日です

以前書いたブログが消えてしまったので また書かせてください。

プレスリーを好きになったのは 小学校6年の時です。3つ上の兄の影響で映画を見るようになり これまた兄の影響で映画「エルヴィス オン ステージ」に出会いました。好きになったのが たまたまいい時期だったと思います。翌年ニューヨーク公演があり、レコードが9月に発売、年末に映画「エルビス オン ツアー」(アメリカ東部ツアーの模様)が封切られました。年が明けてテレビで衛星中継「ハワイ公演」があり プレスリーファンには たまらない1年だったと思います。ハワイ公演は日本テレビの放送だったので あの当時静岡では映りませんでした。友達の笠井くんが山梨の親戚のところに行って テレビの音をカセットに録ってきてくれました。どきどきしながら聞いた覚えがあります。

「エルヴィス オン ステージ」は今見ても プレスリーの最高の瞬間をとらえた映画です。
今みたいにDVDやビデオレコーダーがない時代でした。大きなラジカセを紙袋に入れて 係の人に見つからないようにして映画館に持ち込んで 映画を録音した事を覚えています。

CD「エルヴィス オン ステージ Vol.1」
よかったら聞いてみてください。

「君を信じたい」「20昼夜」「この胸のときめきを」「ふられた気持ち」等 プレスリーの頂点があります。1970 年6 月、ナッシュヴィルのRCA スタジオB で行なわれたマラソン・セッションからの曲と8月のラスヴェガス インターナショナルホテルのライブからの曲が収められています。
本来は混じり合うことのない、違うビートである8ビート(ロック)8分音符と4ビート(カントリーやブルースなど)3連符がプレスリーの歌の中でみごとに混在しています。ファンキーでウォームでダーティーな歌がそこにあります。

「エルヴィス オン ツアー」では こっそり懐かしいエピソードがあります。父と兄が喧嘩をして 父が怒って兄の分の前売り券をぼろぼろに破いてゴミ箱に捨ててしまいました。(たぶん父が僕と兄に前売り券を買ってくれたんだと思います。)僕の分は破られませんでしたが あとでこっそりゴミ箱に捨てられた前売り券を拾ってセロテープで修復しておきました。後日、映画を見たあとに また見に行きたくなり セロテープで修復したぼろぼろの前売り券を持って映画館に行きました。父の仕業とは言えなかったので 赤ちゃんが破った事にして無事入れてもらいました。してやったり…。 

高校3年生の夏休み 受験勉強を口実に、しばらく東京の荻窪の兄の下宿に住んでいました。何気なくつけたテレビで プレスリーのハワイ公演の「イッツ オーヴァー」がかかっていました。なんだろうって思って見ていたら プレスリーが亡くなったってニュースでした。
今思い出すと すっと受け入れられたような気がします。突然のことで理解できなかったかもしれません。1977年8月16日(アメリカ日時)の事です。ツアーに出る当日の朝だったそうです。

ゼミに落ちて、する事もなく一日中飲み屋で働いていた大学3年の夏、たまに行った大学の校庭で出会った軽音楽部の松本くんとその場で急に、アメリカに行こうって話になりました。

グレイハウンドの1ヶ月パスを事前に買って サンフランシスコ〜ロサンゼルス〜ニューオリンズ〜メンフィス〜ナッシュビル〜ジョージア〜フロリダ〜ニューヨーク〜シカゴ〜ラスベガス〜グランドキャニオン〜ロサンゼルス〜サンフランシスコと 250時間ぐらいかけてアメリカ一周バス旅行をしました。

メンフィスは僕にとって 旅のハイライトでした。

プレスリーの住まい グレースランドがある街です。
プレスリーが最初に「ザッツ オール ライト ママ」など録音した有名なスタジオ「サンレコード」やBBキングの名前の由来になった「ビールストリート」等があります。
僕が訪れた時「サンレコード」は廃墟に近い感じでした。鳴らないようなアンプ等が放置してあって、かつてスタジオだったって感じでした。それでもここで「ザッツ オール ライト ママ」が録音されたと思うと感極まりました。「サンレコード」がなかったら エルヴィス プレスリーは生まれなかったと思います。電気工のままだったかも知れません。

ギターを弾いている姿の有名な正門を通り抜けて、訪れるのが楽しみだったグレースランドの庭を歩きました。部屋の中は入れたかどうかは今は忘れてしまいましたが プレスリーのお墓がそこにありました。その時、びっくりした事がありました。プレスリーが亡くなった年の年末に発売されたレコード「イン コンサート」の最後にお礼の言葉を述べていたプレスリーのお父さんのお墓を見つけた事でした。「えーっ」
知りませんでした、びっくりしました。無常を感じました。

アメリカ一周の帰りに寄ったラスベガスでは インターナショナルホテルのロビーをぶらぶらしました。フロントにプレスリーの写真が飾ってありました。どきどきしました。気分は「エルヴィス オン ステージ」でした。ホテルのフロントの人に「プレスリーのファンで ここに来れたことがうれしい」と つたない英語で話しかけました。
もう40年近く前の話です。

毎週土曜日の深夜 雑音のなかでやっと入ったラジオ関東で、湯川れいこのプレスリーの番組を聞くのが楽しみだったことを思い出します。懐かしいです。中学3年のことでした。

「イッツ インポシブル 」 (アルバム「フール」収録)が聞きたくなりました。優しくて、柔らかくて、ハスキーなプレスリーの歌声が聞こえてきます。


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