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ウィステリア・ピアノクラス ♪WISTERIA Piano Class♪

  • 譜めくり

    先日、銀座にある某楽器店より、「GVIDOクリニック」というご案内のお手紙を頂きました。実は、「グイード」と称されるこのグッズには、私はかなり前から興味を持っています。 譜めくりによって音楽が中断されるストレスは、多くの方が経験されていると思います。暗譜が出来たら一番良いのですが、必ずしもそれが必要とされるものでもありません。 このグッズは、PDFファイルで認識される譜面の読み取りは、ほぼ完璧に出来るとのことですから、用途は広いと思います。 分厚い楽譜を何冊も持ち歩く必要もなくなりますね。 ... 続きを読む

    2019年2月2日

  • 7才の誕生日

    昨日のブログで、「プロコフィエフの音楽に対する興味が、非常に幼い時期に芽生えたこと」と「そのことが、お母さまの優れた音楽力に起因していたこと」をお話ししました。 実は、このお母さまは、息子が7才の誕生日を迎えるまでは、正式に、先生に師事させることをしなかったのです。 それまでは、指導者なしに、自由に音楽を探索させていたそうです。 小さい生徒さんに関しては、特に、ご両親の音楽に対する関わり方が、上達に大きく影響します。 「練習しなさい!」という言葉より、お母さま(お父さまやお祖父さま、お... 続きを読む

    2019年2月1日

  • 眠りたくない・・・?!

    音楽家には、幼少にして天分を発揮した人と、年を重ねてから開花する人とがいますね。 さて、プロコフィエフ(1891-1953)という新古典派に属する作曲家は、どちらのタイプだったかご存知ですか? 彼自身のものと思われる次の言葉が残っているので、ご紹介しますね。 My mother loved music and she played the piano rather well. From the day I was born, I heard Beethoven and Chopin. I began to show a talent for music quite early, probably around age four. When I was put to bed, I never wanted to s... 続きを読む

    2019年1月31日

  • 全国大会へ・・・

    全国コンクールの予選を抜けて、本選も通過したY子ちゃん、「お目出とう!」と言っている間に、何と、インフルエンザAにかかってしまいました。 なので、今週のレッスンはお休みですね・・・。 関東大会の課題曲は、Y子ちゃんに向いている曲ですので、全国大会への進出も夢ではないと思います。今は、体調を整えて、最善の演奏が出来るように備えて下さいね! 続きを読む

    2019年1月30日

  • 妹さんのレッスン

    昨日、お子さんとお母さまのお二人に、レッスンを受けて頂いているご家庭から、「妹さん(幼稚園)の指導もして欲しい」と頼まれました。 それで来月から、月、火、木、金は、午後3時~午後7時までのレッスン枠が、ほぼ埋まってしまいました。(水曜日は17:00~17:30の一枠、金曜日は15:00~15:45に空きがあります。また、午前中を含む15:00より前のレッスン、および19:00以降のレッスンについては、個別のご相談に応じております。) 個人レッスンのため、月2回(1回、3回)などのご相談も承り... 続きを読む

    2019年1月29日

  • 調と音楽

    今日は、音楽大好きな大人の生徒さんが、少し暗い表情でレッスンにいらっしゃいました。 「どうしたんですか?」と尋ねたところ、「調が分からない・・・」と、うつむき加減でお答えになりました。 レッスン以外でも、ネット情報によって、音楽について多くの情報を積極的に得ていらっしゃるということでした。 アクセスなさったサイトを見せて頂くと、トニック、ドミナント、サブドミナント、導音、主音など、初心者の方には、かなりキツイ専門用語の嵐だったことが分かりました。 「用語」が先行すると、音楽の構成は分... 続きを読む

    2019年1月28日

  • 共有の瞬間

    インフルエンザでお休みしていたH君、今日からレッスンに復帰できて良かったです! 先月お生まれになった妹さんは、ずっと元気だそうですが、お母さまがインフルエンザに感染したとかで大変そうです。 少し遠いところからレッスンに通ってきてくださっている生徒さんですが、お母様がご出産やご病気のときは、お父さまが送迎して下さっているので、レッスンはずっと継続できています。 お祖母様のグランドピアノが都内にあると伺ったので、「これだけ練習するお子さんなので、それを持って来たら?」とアドヴァイスしたので... 続きを読む

    2019年1月27日

  • コンクールに適した年齢?!

    最近は、子どものためのコンクールが盛んですね。大人のためのコンクールであれば、プロの演奏家を目指す方のものが殆どであるため、アマチュアとしての成人の生徒さんが参加出来るコンクールはまだ少ないと言えます。 現在、当教室に通ってきていらっしゃる成人の生徒さんに、「大人のコンクールに対 してどう思うか」聞いてみました。 すると、「客席の方々や審査員の先生だけに聴いていただけるだけでなく、他の参加 者と交流が持てることは掛け替えのない機会。」「一つの楽器に対して真摯に取り組 んでいることの証の場... 続きを読む

    2019年1月26日

  • とっても小さいピアニスト

    3歳になったばかりのA子ちゃん、お姉さんのピアノを傍らで聞きながら、「自分も習いたい!」とレッスン室で大泣きして、お母さまを説得(?)したピアノ大好きな女の子です。 私の教室では、3歳前半のお子さんについては、レッスン開始時期を少しお待ち頂くことが多いのですが、このお子さんは、親、教師ともどもに説得してしまうほどの情熱?!でした。 彼女の通用言語は、英語とタイ語のため、近所の楽器店に並んでいる日本語による幼児向けの教材を使うわけにも行かず、私が書いたオリジナルのテキストと、米国からの輸入楽譜... 続きを読む

    2019年1月21日

  • 軟水 vs 硬水

    先日、自宅のシャワーに、「軟水器」なるものを取り付けました!ハウステックとヤマダデンキのコラボ製品なのだそうです! 日本の水は軟水だと広く信じられていますが、実は「硬水に近い軟水」だということを、皆さんはご存知でしたか?(水源によります。) 硬水はミネラルが多いので、外用(シャワーや洗顔)には向かないという情報を得て、さっそくシャワー水を軟水に変えてみました。 最初の使用時で、髪がしっとりしている上、手肌がクリームなしでも乾燥しないことが分かりました。(感動!) ピアノを弾く方にとっ... 続きを読む

    2019年1月20日

  • インフルエンザ

    インフルエンザが猛威をふるっていますね。発熱によるレッスンお休みをされる生徒さんが、増えてきました。 インフルエンザには、「飛沫」と「接触」の二通りの感染経路があります。 ですから、咳やくしゃみの症状がある生徒さんと、同伴者の方には、感染の有無を医療機関にて検査していただくこと、及び、非感染であった場合でも、マスクの着用をお願いしております。 教室としましては、ドアノブ、文房具など、手に触れやすい物については、毎日、アルコールによる除菌を行って、予防に努めております。 しっかりと健康... 続きを読む

    2019年1月19日

  • 最初の一歩

    「Les Premiers Pas」というタイトルの演奏会の案内状を頂きました。 「最初の一歩」という意味のフランス語で、「Concert Annuel」 という語から、年に一度の音楽会ということが分かりました。 何度回数を重ねても、「最初の一歩」という気持を忘れないで、音楽に向きあっていきたいと思っております。 続きを読む

    2019年1月18日

  • ジュードー?!

    印象派のピアノ曲には、根強い愛好家がいらっしゃいます。 ラヴェルの「マ・メール・ロワ」のように、マザー・グースをもとにした子どもから大人まで楽しめる平易な作品もありますし、「夜のガスパール」のように、プロの演奏家をも悩ませるような曲もありますね。 「水の戯れ」を練習している生徒さんの感化を受けて、私も暇暇に弾くようになりました。「水にくすぐられて笑う河神」をイメージした曲なんて、とても面白くて素敵ですね。 「じゅうどう」と言うと、「え?柔道?」と問い返されましたが、Jeux d' eau です。フ... 続きを読む

    2019年1月16日

  • 発掘した物は・・・。

    私は中学生時代には、「地学部」に所属していました。平たく言うと、それは「社会科の先生や物好きの生徒たちと一緒に、地面を掘り起こして、昔の物を発掘する集団」です!(汗) 放課後、一生懸命に土を掘り起こして見つけた破片が、単なる陶器の一部と分かったときの愕然とした気持ちなど、今思い起こせば、全てが懐かしい限りです。 そういったことを継続して、実は、日本史学で「博士号」まで取得された方がいらっしゃいます。「継続とは力なり!」とは、まさにこのことで、感服いたします。素晴らしいですね! 古代史に... 続きを読む

    2019年1月15日

  • 振袖に込められた思い・・・

    今日は、成人の日のお祝いですね。振袖を着た女性の姿が、街を賑わせています!20歳を迎えられた方におかれましては、誠にお目出とうございます。 日本の学校は、今日お休みなのですが、私が勤務するインターナショナルスクールは、今日も通常授業を行っています。 ところで、成人式で振袖を着る理由 について、皆さんは、考えてみたことがありますか? 江戸時代には、18歳になると大人になった証として、袖の袂を切って振りを縫い、そこから袖丈一杯の留袖にするという風習がありました。昔は長い袖を振ることで、神を呼び寄... 続きを読む

    2019年1月14日

  • 21番めのバッハ氏

    バッハ(Bach)と聞くと、多くの方は、J. S. Bach(ヨハン・セバスティアン・バッハ)を真っ先に思い浮かべられることでしょう。 次に、長男のW.F.Bach(ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ)や、次男のC.P.E.Bach(カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ)、七男のJ. C.F.Bach(ヨハン・クリストフ・フリードリッヒ・バッハ)と九男のJ. C. Bach(ヨハン・クリスチャン・バッハ)も有名ですね! 私は、P.D.Q Bachという名前を初めて見たときに、彼が誰であるのか、また、P,D,Qが何という名前の略なのか分かりませんでした... 続きを読む

    2019年1月13日

  • 樹木に宿る心

    先日、島根県にある隠岐島後隠岐の島町の「玉若酢命神社」を訪ねられた方から、お便りを頂きました。 国内外の観光客の方々を対象とするガイドブック「小泉八雲の足跡探訪―松江・出雲・隠岐諸島ー」というものを製作中なのだそうです。今回はその調査の一環で、隠岐を訪ねられたとのことでした。 島前海士町には、八雲が聞いた「兎の耳は何故長い」という子守歌を保存継承されているのだそうです。また、「玉若酢命神社」には、樹齢1000年にもなる木があることが広く知られていますね。参拝されたことがある方、も多くいらっ... 続きを読む

    2019年1月12日

  • ピアノは易しい?難しい?

    今日は、「難しい曲を背伸びさせるのと、やさしい曲を余裕をもって弾かせることのどちらが良いか」ということについて、生徒のお母さまとお話しする機会を得ました。 「素敵なコメントを有難うございます。子どもに寄り添ったご意見に感謝します。」というメールをさきほど頂き、大変嬉しく思っております。 この生徒さんは、もともと初見の能力に優れ、与えられた課題をすんなりこなしてしまうので、レッスンでは特に問題ないように見えていたのですが、お母さまが仰るには、「うちの子は自惚れている。ピアノは簡単だと思いこ... 続きを読む

    2019年1月11日

  • 寒い夜の友!

    寒い冬の夜に、布団の中で重宝するのが湯たんぽですね。実は5年くらい前から、私はすっかり湯たんぽを手放せなくなっています! 電気毛布使用による翌朝の体調不良を起こしたときに、友人の勧めで使い始めたのですが、最初、ゴム製の湯たんぽを使ったときから、心地良い暖かさに感動し、思わず抱きしめてしまいました。柔らかく、触り心地が最高でした! ところが、ある朝、布団が濡れて冷たくなっていたので、見るとお湯の注ぎ口から水漏れしていました。ぬるめのお湯を使用していれば良かったらしいのですが、90℃以上のお湯を... 続きを読む

    2019年1月10日

  • ブルグミュラー氏

    「ブルグミュラー25の練習曲」を中途まで学習されているという成人の方より、一昨日、レッスンのお問い合わせを頂きました。 ブルグミュラー兄弟のうち、天才と称賛されていたお兄さんのノルベルトが若くして亡くなった後、弟のフリードリヒ・ブルグミュラーが音楽界に、大きく貢献することになりました。 実は、フリードリヒとノルベルトの草稿を探し求めて、欧州まで行かれた方がいらっしゃいます。 結果は、才能があると言われていた弟のノルベルトからは、夭折したためか、得るものがほとんどなく、兄であるフリードリヒ... 続きを読む

    2019年1月9日