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影山裕子ピアノ教室

  • ピアノとチェンバロ弾き比べ

    先日、小さな動画を作る際に何かBGMを、と思い簡単なバッハをピアノで弾いてみました。 Studio26にはピアノの他に、ピアノの前身の鍵盤楽器チェンバロもあります。 バッハの時代(1685-1750)は鍵盤楽器はチェンバロだったので、チェンバロでバロック音楽を演奏することが多いです。 なので、チェンバロでもバッハ弾いてみました。 ピアノとの違いを感じていただきたく同じ曲を弾いてみました。     同じバッハのインベンション10番を 最初ピアノで、次にチェンバロで弾いています。 楽器の違いを感じられる... 続きを読む

    2024年1月14日

  • 受験時期ですね

    今日は大学入学共通テスト第一日目でしたね。 わたしのピアノの生徒さんも今日一人受験されました。 日頃の努力が身を結ぶことを祈るばかり。 入試は精神的に本当に大変ですね。 ほんとうは、合格してもそうでなくても、どんな道に行ったとしても、きっと縁のあるところがいいところで、どこにも素晴らしい未来が繋がっているのだと思うのですが、受験当事者にとっては、本当に大きな分かれ道に感じられるものですね。 一生懸命準備して、挑戦して、というのはコンクールにも似ていますが、努力する工程が大切ですし、受賞し... 続きを読む

    2024年1月13日

  • 拍節感は大事

    曲を新しく勉強する際、つい、楽譜を読むことに必死になりすぎて、音の高さ、長さがあっていればそれで一応よし、みたいなことになってしまい、音楽がちょうどよく素敵に奏でられないことがしばしばあると思います。 時計の針がチクタク進んで時間は進むけど、音楽が始まって終わるまでの時間は、時計の針の進みとは違う音楽空間が繰り広げられべきるで、楽譜の上の音の長さが正しければ、それで音楽、とはならないですね。 時計の針の進みとは違う、拍節感が最初の音から感じられないと、というより、最初の小節に入る前に拍... 続きを読む

    2022年11月25日

  • シューマンの調

    シューマンという人は、文字遊びが好き、ということはよく知られています。(そうでもないかな。。) ちなみにシューマンが尊敬してやまなかったバッハ大先生は名前が全てが音名でできているという、さすがに音楽の神様なのです。 「BACH」を鍵盤で弾くと「シ♭ーラードーシ」。 シューマンの知人のリスト(友人というほどの関係ではないので知人、でいいですよね?)なぞは、このバッハ大先生のお名前の音列をテーマにして「バッハの名による変奏曲」まで書いちゃってます。 シューマンの名前の中の音名は3つ。 SCHUMA... 続きを読む

    2022年11月14日

  • コンクールでの演奏

    最近はピアノコンクールが増えてきました。 歴史のあるコンクール、新しく創設されたコンクール、それぞれに特徴があって、参加する目的も違ってくるかと思いますが、どのコンクールであっても、大切な貴重な本番に変わりありません。 家での練習や、先生宅のレッスン室ではちゃんと仕上がっていても、舞台で実力を出し切ることは案外難しいものです。 本番のステージを想定して、本番の大きなピアノの大きさ、音を想像して、審査員の耳を通して聞かれる自分のピアノの演奏を意識しながら、という本番のための練習は、自分の演... 続きを読む

    2022年4月10日

  • アラベスク

    シューマンのピアノ曲の中に「アラベスク」(op.18)という愛らしい曲があります。 **************** アラベスクは美術や建築における装飾用語で、蔦や葉、花が複雑に絡み合う優美な曲線を伴う唐草模様を指します。  古代ギリシアの神殿などの遺跡で唐草文様の原型が見られたことから、古代エジプトやメソポタミアから始まり、世界各地に広がっていったと考えられているそうです。 先端をどこまでも伸ばしてゆく蔓つる植物がモチーフの唐草模様。 その生命力溢れる美しいモチーフは、文化も美意識も違... 続きを読む

    2022年1月23日

  • メロディーは大事

    メロディーを浮き立たせることは大事。 なのですが、なかなかメロディーが浮き立って聞こえてこないことがしばしば。 さらに、メロディーが美しく繋がって聞こえない、と言うことはしょっちゅうあります。 メロディーが浮き立って聞こえてくるために 一番大事なことは、よ〜く聞くことなのだと思います。 よ〜く聞く、と口では簡単に言いますが、 口で簡単に言うほど簡単ではなかったりします。 トツトツとしてしまったり、どこかでブチっと切れたり埋没したり そんな風に素敵じゃなく弾いてしまうこと、じつ... 続きを読む

    2022年1月10日

  • 緊急事態宣言が明けてコンサート再開です

    緊急事態宣言が明けて、日ごとに発表されるコロナ感染者の数もずいぶん下火になってきた10月。 少しずつ日常を取り戻して行きたいと思います。 第一弾はStudio26で毎週木曜日の13時からの「黙する木曜ミニピアノコンサート」を再開、といきたいと思いますm(_ _)m     サロンで紅茶(or 珈琲)を飲んでいただきながら、静かにシンプルにピアノの音が生まれる瞬間、ピアノの音が紡ぐ時間をお楽しみいただきたいと思います。 月毎に作曲家を決めて名曲をお届けします。 10月はドイツ・ロマン派。 シューマン、メ... 続きを読む

    2021年10月5日

  • バッハ ゴルトベルク変奏曲

    週末、バッハのゴルトベルク変奏曲の勉強をしました。 バッハのゴルトベルク変奏曲、音楽芸術の愛好家の中では知られた曲名ですが、どういった編成でできているかというところまではなかなか知られていないと思うので、簡単に記してみたいと思います。 まず、ゴルトベルク変奏曲、というちょっと呪文みたいな名前について。 「ゴルトベルク変奏曲」は正式名「アリアと種々の変奏」で、バッハの弟子ゴルトベルクの名前に由来し、バッハがゴルトベルクのために作曲した変奏曲、という説があります。なぜ大先生のバッハが弟子のた... 続きを読む

    2021年8月25日

  • ピアノ教室少し空きができました

    この春から二人の子供たちが東京芸大で学び始め同居家族が一気に夫婦二人になったことで以前より自分の時間を持つことができるようになりました。 これまで音楽高校と音楽大学での授業レッスンの他は個人レッスンの時間をあまり持てずにいたのですが、1日2枠増やすことができます。 レッスンご希望がありましたらご連絡くださいませ。 レッスンは教師と生徒さんと親御さんの関係が大切だと思っております。 まずは体験レッスンにてお互いの相性を確認させていただければと思います。 私がレッスンで大切にしていることは ・... 続きを読む

    2021年7月17日

  • 札幌市民芸術祭新人音楽会

    札幌市民芸術祭新人音楽会 11月3日、文化の日に札幌教育文化会館大ホールで行われた札幌市民芸術祭新人音楽会。 コロナ下でいろいろなコンクールが中止される中、未来の演奏家の機会を守ろう、と札幌市芸術文化財団のスタッフが慎重に準備を進めて当日を迎えました。 ピアノ部門の審査、札幌市民芸術祭大賞、奨励賞の選出の任にあたりました。 会場ではエネルギッシュな素晴らしい熱演が繰り広げられ、審査員、若い演奏家を応援する会場のお客様に感動を与えてくれました。 【令和2年度新人音楽会 受賞者】 本日11月... 続きを読む

    2020年11月4日

  • 小さな紳士淑女にピアノ音楽を

    コロナでたくさんのコンサートが白紙になりました。 今年はかのベートーヴェン様の生誕250年なので、たくさんベートーヴェン企画があったのです。 ピアノソロのコンサートや、歌曲とのコンサート、室内楽のコンサート。どれも無くなってしまいました。 ピアノレッスンだけは、最初はオンラインレッスン 、徐々に対面レッスンが始まり、今ではほぼ対面レッスンに戻りました。 ただ、手の消毒、鍵盤の消毒、マスク着用、という新しい時代の形で。 そして徐々に戻って来た対面の演奏。 明日は毎年招かれている幼稚園... 続きを読む

    2020年10月27日

  • 歌曲伴奏漬け

    声楽発表会の伴奏のお仕事を請け負って、ここのところ歌曲漬けです。 声楽の先生のご専門の傾向からドイツ歌曲と日本歌曲のみの発表会。 ドイツ歌曲はシューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、リヒャルト・シュトラウス、ヴォルフの歌曲、 日本歌曲は山田耕筰、中田喜直、信時潔の歌曲。 いつも弾いているソロピアノ曲や室内楽ピアノとは違って歌曲伴奏は音楽の描く情景が絵画的。 だって、詩人が介入しますから。言葉によって鮮やかに情景が示されて、いつも和声や組み立てから苦心して音楽を読み取... 続きを読む

    2020年10月13日

  • 舌の上にのせて

    昨日は久々に人様の前での演奏タイムでした。 Studio26のサロン〈都忘〉で午前、午後にミニコンサート×2。 10月の綺麗な空気の日にふさわしい曲を。。と ♪ チャイコフスキー 「四季」より《10月・秋の歌》 ♪ サティ グノシェンヌ第3番、第1番 ♪   バッハ インベンションより ♪  ベートーヴェン ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」 。。。 曲にまつわるお話をしながらのミニコンサート。 チャイコフスキーの曲の終わりが[morendo(消えるように)]の指示があること、最後の小節の強弱記号がなかなか... 続きを読む

    2020年10月9日

  • バッハとコンニャク?

    レッスン日でした。 午前中は音楽高校でピアノ実技レッスン×6人の音楽専攻生徒さん、 午後はStudio26で大人の生徒さんのレッスン。 シゴトとが終わり帰宅して、晩ご飯支度。 今晩のメニューはおでん。皮を剥いた大根を米のとぎ汁で下茹でし、その間茹で卵を作って皮を剥き、出汁をとって、下茹でした大根と卵をまずは煮始める。 その間、味が染み込みやすいようコンニャクに包丁を入れながら、2週間ほど前の小学生の男の子生徒くんの言葉を思い出す。。。 あれは、バッハのインベンションのレッスン中のこと。 私「フレ... 続きを読む

    2020年10月7日

  • 作曲者にレッスン?

    非常勤を務める音楽高校で、作曲のできる生徒さんがいます。 今度の定期実技試験、音大受験に、自作の演奏をされます。 その演奏のレッスンを少し前から担当しています。 彼女の弾く自作の曲を聴きながら、楽譜を見ながら、初めて接する曲でも、この音楽にはこういう情緒が含まれているのかな?というものが聴き取れます。 それは、作曲者本人の演奏とは必ずしも一致しません。 一通り作曲者の弾く自作曲の演奏を聴き終えて、質問します。 「何%理想を具現できてる?」 そして100パーセントじゃないことを確認... 続きを読む

    2020年10月4日


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