『共に見る』ことで育む

“ 親子でいっしょに”

お月さまを見る
舞い散る桜を見る
夕焼け雲を見る
、、、


共に　同じものを見る
そして話す、

キレイだね
はかないな
なぜあんなに真っ赤なんだろう


心理学ではこういう行為を
『共視』というそうです。


共に同じものを見て
感じ合う、
言い合うことで

同じだと共感したり
違う感じ方や
意見を聞いて

自分と異なるものを
受け入れる下地を作る、
とのこと。


共に同じものを見て
文化性や感受性を育む　
だけでなく、


この『共視』によって
もっと大事なものが
あるそうです。

それは、

親子で　共に考える
親子で　共に悩む

例えば、
難しい算数の問題を一緒に考える

そういう時間が
子どもにとっては、
密度高い脳や心への働きになり

親にとっては、
“面倒くさい”ことを我慢して

受け止める心の度量の深さを
育むのだと
心理学の先生が言われました。


子どもの困難、
たとえば学習や英語、
様々な“身につけさせたい事”を
外注する世の中。

けれど、外注は
やはり密度が薄いもの。

親と子　一対一で
得られる深さは圧倒的だそうです。


共に　楽しむ

に加えて
共に　取り組む

そんな機会をピアノや
他のことでも　
持っていただければ

のちのち大きな実りをもたらす、

心理学の先生の話を聞いていて
そう思いました。


そして、大人になって
いろんな文化、環境、考え方、
また、様々な国の人たちとも

違いを受けとめながら
語り合える

そんな心の広さ、深さ、度量を
持てる人になれれば
素晴らしいことだと思います。


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