「芸術手記」2023ニューイヤーコンサート/亀井聖矢さんのピアノは宝石の様！

◆埼玉川口/蕨/戸田/ミューズ林田ピアノ教室◆

Welcome。。。。。。。。。。。。。


2023　ニュー・イヤー・コンサート。


川口総合文化センターリリア。
恒例の新春コンサート。

コロナ禍で毎年行くのを迷いながら・・
今年は思い切って前売りをゲットして！


◆指揮：円光寺　雅彦氏/東京フィル

　モーツァルト作曲：歌劇「フィガロの結婚」序曲


◆Vnが当日変更になり。

服部　百音⇒中野　りなさん。

曲目もブラームス⇒メンデスゾーンの
ヴァイオリン協奏曲へ。


◆ピアノ：亀井　聖矢さん。

ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第２番


新春コンサートでは必ず
コンチェルトが２曲演奏されます。
（協奏曲＝オーケストラとソロ楽器とのアンサンブル）


満員2000人のホールは
演奏前から華やぎ、若い演奏家への期待が
ホール全体に漂っています。


急なソリストの変更には驚きましたが、
コロナ禍の中ですので
「何が」起こるか分からないのが現実です！


急遽ソリストとし登場した
中野　りなさん。

18才の高校３年生ですがコンクール歴も多く、

この名曲を実に丁寧に演奏し、
「自分の表現」をしっかり聴衆に伝えています。

これから世界に挑戦していく
人材でしょう！


そしてピアノの亀井　聖矢さん。

2022　暮れに飛び込んできた、
ロン＝ティボー国際音楽コンクール優勝。

併せて「聴衆賞/評論家賞」の２つの
特別賞を受賞しています。

本当に１音１音が「透き通って」います。
若者らしくリズムの捉え方も鋭いです。


この大曲をオーケストラと対等に
弾き合う部分や、


オケが前面に出てピアノが引く部分、
逆にピアノが前面に出る部分など、

音楽全体の構図を
しっかり自分の「表現」として、
アピールしている演奏です。


まだ22才！

一昨年のショパン国際コンクール２位の反田さん。
同じく４位の小林さん。

若い演奏家が世界に、
「自分の考え」で「自分の表現」で挑戦する！

日本の若い演奏家の表現と挑戦に
音楽共々勇気をもらいました！

余韻に浸って書いています