お教室選びの検討ポイント

昨年3月にこちらのブログに書かせて頂きましたが
体験レッスンをお受けになる際のご参考までに
新しい内容も加筆して
私なりにまとめたものを
下記に再掲載いたします。
(長くなりますことをお許しください)

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体験レッスンのお問い合わせは
お教室へのファーストコンタクト。
どんな先生なんだろう？
どんなことをするんだろう？♫
ワクワクへのスタートです！

お月謝の金額や入会金の有無、
レッスン回数などは
ご判断なさる際の入り口にはなりますが、
毎週お会いする先生とは
心を通わせて
まずは信頼関係を築いていくことが大切になります。

学校のような
決まった年数で卒業(お別れ)をするものではないので、
また幼児期に出会う場合には
一つ一つのご成長をどのように重ねられるか、
未来に繋いでいけるのか、
教室や指導者の姿勢や指導方針は
とても大切に見極めていただきたいポイントです。

その他のポイントとして宜しければ
以下の①〜⑦も
ご参考になさってみてください。

①【通いやすい場所】
ご自宅の近く、学校や職場の近く、
他の習い事と掛け持ちしやすい、など
スケジュールに組み込みやすいかどうか。
(音大志望でその先生に是非指導を受けたいなどの場合は別です)

小さなお子様の場合は
安全なルートで通えるかどうかも大切です。


②【教室にある楽器】
グランドピアノ、アップライトピアノ、
電子ピアノ、エレクトーン
あるいは
チェンバロなどの古楽器(順不同)

これらは
教室の先生の得意分野によっても
変わると思います。
また
一台なのか二台なのかによっても
レッスンの様子が違うかもしれません。


③【先生の雰囲気】
明るくお喋りが上手な先生、
ゆったりと構えた大らかな先生、
エネルギッシュな先生や控えめな先生など
個性は様々です。

10人いれば10人の先生の持ち味がありますので
先生ご自身がお得意なことをお尋ねしてみるのも良いかもしれません。

工作やオリジナル教材を作るのがお得意な先生もいれば、
教材の知識が多岐に渡る先生、
知識だけでなく
実際に演奏をしながらお手本を示してくださる先生もいらっしゃいます。

お仲間とのネットワークが豊かな先生、
指導に専念されている先生や
演奏活動をされている先生など
様々ですから
先生とのコミュニケーションを楽しんでください。


④【欠席への対応】
病気や怪我でお休みする場合、
振替レッスンをするかどうかは教室によります。
振替はするから良い、というわけでもありません。
ケースバイケースです。
後々、嫌な思いをなさらない為にも
方針をよくご理解された上でのご検討が大切です。


⑤【ご自宅での練習環境について】
ご入会前は
まだ楽器をお持ちでない方がほとんどだと思います。
どうすれば良いのか、
是非体験レッスンの際にお尋ねしてみてください。
電子ピアノで良いのか、
アコースティックでなければならないのか、
その先生の考え方やモットーのようなものが
よくお分かりになると思います。


⑥【発表会の様子】
発表会の頻度や季節、
ソロだけなのか、連弾やアンサンブルも楽しめるのか。
保護者やご家族の参加も歓迎！という教室もあります。
これまでの発表会の様子をお尋ねしてみたり
ご希望を是非お伝えになってみてください。


⑦【コンクールへの挑戦】
今は様々なコンクールやオーディションがあります。
子供たちばかりでなく
大人も挑戦できるステージも用意されています。
目標を持つことは成長の糧になりますが
生徒さんとご家庭、そして先生との
トライアングルがあって初めて
挑戦へのはこびとなります。

準備期間を経て予選から本選と
長いスパンで動きますので、
ご経験のある方だけでなく
将来の目標としてご興味がある方は
教室(先生)のコンクールに対してのお考えを
お尋ねしてみるのも良いと思います。


以上、思いつくままに挙げてみました。
お教室をお探しの皆様に
少しでも何かお役に立てましたら嬉しいです(*^o^*)