♦️BGMと効果音

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

それ、必要なく無い❓


恥ずかしい話だけど、
私は、結構いい年齢になるまで、テレビのニュースが
見れなかった。

小学校か中学か忘れたけど、
ニュースが流れると、慌ててチャンネルを変えていた。
親に、いい加減ニュースくらい、見なさいと、
言われていた。
我ながら、馬鹿な子だと思う。



でも、それにはワケがあった。
なぜかと言うと。。。。





ニュース番組は、短いのも長いのも、
無機質なテーマ曲が流れて、それだけで、
不快だったからだ。
なんか。こわい。
すごーく、気分がどんよりして、動揺が始まる。
そして、殺人など暗いニュース。。。
あー。やっぱり、いやだ。
絶対、悪いことばっかりやん。。。。

昔は、今みたいに、キレイな女性キャスターがいなくて、
怖そうな男性が、余計に恐ろしく見えた。






その後、ニュース番組も、
イメージが明るくなって、
エンタメ的な情報ニュース番組も時代的に多くなった。


明るいスタジオで、キャッチーなテーマ曲が流れると
私の恐怖感は薄らいで行った。

これなら、ニュース見ても、怖く無いかな。。。
大人になるにつれて、
精神的にも気持ちが大きくなって行ったからだと思う。



し　か　し　❗️





この頃のテレビは、
そんな昔よりも、もっとひどくなったと思う。



災害のニュース、殺人事件、コロナの最新情報。。。


どれも、深刻な問題ではあるけど、

それ、

BGM
要りますか❓




ほとんど、要らない、と私は思う。



不協和音の連続の効果音。


心理的に恐怖感をあおるような音が、流され続ける。



必要なのは、正しい情報であって、
的確に内容を伝えれば、それで十分だと、私は思うのだ。



怖い気分を味わいたいなら、
サイコ映画を見ればいいし、
余計な先入観や圧迫感を、ニュースで与えるのはやめて欲しい。

情報操作に踊らされて、
視聴者は無駄に振り回されると私は思う。



もう、しばらく立ち直れないような悲惨な
BGMを聞かされたかと思ったら、
さっきまでの深刻さはどこへ行ったのかと思うような、
明るさへの場面転換。。。


普通の神経では、付いていけない。


こんなのに常日頃、疑問を持たないって、
皆んな、感覚麻痺してるんじゃ無いかな。



( だったら、テレビ見なかったらいいやーん❓　)



でも、ちょっと一息つきたい時に、
テレビでほっとしたいなーと思うわけ。



テレビが国民的娯楽、というのも、
まー無くなりつつありますけどねぇ。。。。
由々しき問題だね。



とにかく、
私の言いたいことは、
音楽は癒しにも、凶器にもなるって事。

簡単に、これでもかってほど、音を流すのはやめて欲しい。




冷静に物事を考える時に、
無意味な音楽は必要ない。


そっと、有るべき時に、
有るべきタイミングで、寄り添うのが音楽だ。


たやすく音を氾濫させてはいけない。


音楽は、極めて
お取り扱い注意、でお願いしたい。