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✴️教えないレッスン

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

私の教室では、入会していただいた生徒さんには、
とにかく楽しく、
音楽が好きになってくれるように、レッスンを
プログラムしていきます。

まず、音楽で、ドキドキ、気持ちが高まるように。



でも、それは一定期間の話で、いわば、こちらが全力で、
引っ張っているという状態です。


生徒さんたちには、ゆくゆくは自分で、
音楽を作っていく姿勢を身につけて行って欲しいと思っています。
上手く弾く、とか、
どの教本まで進む、とか、そういう問題じゃなくて、
一人でにピアノを弾いて、
楽しい時間を自分で感じる、というのが私の目指す所です。




最近、いろんな生徒さんに思う事があるのですが、
とても失敗を恐れる子供達が多いなって、思います。



音楽ノートで、音符を読めても、
いざ、ピアノの前になると、
自分の判断で弾こうとしない子が、よくいます。

なんとなくわかっているはずなのに、
先生が手取り足取り教えないと、
自分から、新曲を覚えようとしないのです。




違う音を弾いてしまうことを極端に恐れるような気がします。

間違ってもいいので、
弾こうとしていかなければ、前進はないのです。
全て、他人の手を借りて、間違いのない道を進んだとしても、
それは、いっこうに自分の実力にはならないのです。




自分の思ったことを実行していく。
間違いを恐れず、
何もないところから、形あるものを作り上げていく。

。。。。これって、ほかの社会でもよくあることなのですが、
音楽を自分で奏でる道のりが、全く重要なのです。




自分の力で、
壁を乗り越えていく。

いや、壁ほど、高いハードルではなく、
なだらかな道でもいいのです。



問題は、人の手を借りて進むのではなく、
自分の力で歩くことです。


パパやママが、家で練習を見てくれなかったから、
お稽古が出来なかったから、とか。
先生が教えてくれたら、出来るのに、とか。

そういうことではなく、
自分でなんとかする。
自分でがんばる力を、私は育てていきたいと思っています。


1から10まで教えるのは、はじめだけで十分です。

ある程度、
ピアノのお稽古の土台が出来てきたら、
今度は、一人で音楽を作っていく能力を身につけていく段階です。




レッスンでは、
先生は、前よりお説教が多くなったかも知れません。


ちょっと教えてくれたら、簡単なのに。。。。って思うことも、
あえて教えないようにしています。
けして、意地悪ではないのです。



自分で考えて、自分で工夫して、
間違ったり、気付いたりしながら、
そうして作り上げる音楽は本当に気持ちの良いものです。

その姿勢があってこそ、アドバイスもするし、
一緒に私も音楽に向き合えます。



この時期は、結構しんどいので、
たいていの人はここで挫折するかも知れません。

でも、この時期を乗り越えた人は、
他の分野でもがんばる力が身に付きます。





音楽をやっている人が、
根性がある。。。と認められるのは、このためです。
スポーツをやっている人は根性がある、と言われるのと、
全く同じ事が言えます。




慣れるまでは、本人も、見守る親御さんも大変ですが、
投げ出さなければ、
ちゃんと一人で努力する力は身に付きます。
音楽もがんばった人には、弾ける喜びを味わえるようになります。


あと、もう少し、
がんばっていこう。



ゆっくりゆっくり。



小さな事の積み重ねです。



ピアノぴあーの。
ポコ ア ポーコ 少しずつ。ゆっくりと。だんだんと。


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