♦️柳のように

ピアノを愛する皆さま、こんにちは。

NHKのクラッシック音楽館を見ていた。

藤田真央さんのシューマン　ピアノ協奏曲
N響。


いいなあ。。。




前から、見聞きしていたけど、
ますます気になるピアニストが、また増えてしまった。




くねくねと柔らかな物腰。

彼が話す言葉も、特徴的で、
そのあどけない顔の裏の、奥深い性格も興味をそそられる。
音楽番組の［題名のない音楽会］でも、個性がうかがえる。



演奏している時も、体は流動的。
しなやかにピアノと向き合っておられる。




誰かが言っていたけど、
柳は柔らかに風になびくけれど、決して折れないでいる。
体幹が弱い様に見えて、
その実、どんな強い負荷も受け止めてしまう。。。


案外、太くて硬い大木も、ボッキリと折れてしまうことがあるのだ。

硬いだけでは、柔軟に力を受け止められないと言う事か。




藤田さんの演奏スタイルを見ていて、
ふっと、そんな事を思い出した。


頭の中で、彼の演奏したシューマンが何度も繰り返し
こだましている。。。