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お悩み相談№7「練習を30分キッカリで止めてしまいます」

保谷・大泉学園のピアノ教室「木村ピアノ教室」です。

当教室では、4月から3月までを一区切りとして、レッスンを行っています。

毎年3月には年度の振り返りとして、生徒の皆さまにアンケートを実施し、レッスンのご希望や、ご相談などを伺っています。

ご相談内容が、他の方にも共通するのではないかな、と思うことに関して、共有できれば良いな、と思い、お名前を伏せて回答してきたいと思います。

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「ほぼ毎日30分の自宅練習をしています。素晴らしいと思っています。

ただ、30分練習すると、30分間テレビや動画を観られることにしているため、30分キッカリで止めてしまいます。もう少しハマってくれると嬉しいのですが、贅沢でしょうか。」


このご質問を頂いた保護者の方が、毎日30分練習ができているお子様のことを「素晴らしい」

と思っていらっしゃることが、素晴らしい!

練習が習慣化してくると、毎日練習して当たり前、と考えてしまいがちですが、毎日続けるって、大人でも難しいことですので、本当に素晴らしいですね。

実際、その成果はレッスンでも顕著に表れていらっしゃいます。

さて、お悩みにありますように、約束の時間キッカリで止めてしまうことについて。

これも、多くのご家庭で持ち上がっている課題だと思います。

何なら、ストップウォッチのタイマーを30分にセットして、鳴った瞬間練習を止めます、途中でトイレに行ったり水を飲んでいる時間もタイマーは動き続けていたので、実質30分練習していません、なんて愚痴も耳にします(笑)

多くのお子様はそんなものだということを頭の片隅の置いて頂いた上で、なのですが、

まず、タイマーセットは良くなので、オススメはしません。

もしも、練習が乗っている時に、いきなり「ピピピピピ」と鳴ったら、ビックリして止まってしましますよね。目覚まし時計じゃないんだから、せめて、目視で時計を見て確認するくらいにして頂けると良いかと思います。(練習に集中し過ぎて、その後の習い事などに遅れないため、などの例外は除きます。過度にのめりこんでしまうゲームなどの場合はタイマーセットは有効です)

また、もし、少しでも集中して30分以上練習できていたら、褒めてあげてください。

「お悩み相談№2」でも触れていますが、まずは先に褒める。

長く練習すれば良い、というものではなく、もちろん質が大切なのですが、

「今日は30分以上練習していたね、すごく集中していて、カッコよかった」などと、1分でも2分でも長くできたことを褒める方法も一つです。

先に、その日の練習目標を明確にすることも有効だと思います。

お悩み相談№1でも回答していますが、

①今日の練習で、できるようにすること

②そのために、どのように練習するのか

を決めて、ノートなどに書いてから練習すると、今日の目標が達成できるまで、練習しよう、と思えるのではないでしょうか。(もちろん、30分以上練習したけれど、まったく目標が達成できそうにない、という場合は翌日に繰り越しても良いですし、目標設定に無理は無かったか、振り返ることも大切になってきます)

その結果、30分キッカリで終われば、それは問題ないと思います。

また、余力があれば(練習が終わってから)今日の目標は達成できたのか、否か。また、うまく出来なかったら、何が原因だったのか。を言語化できると、さらに良いですね。

毎日が無理なら、1週間単位で、目標を作っても良いと思います。

ただ弾くだけでは勿体ないですので、ぜひ、その日の練習の目標を決めてみてください。

何事も目標設定無しでは、中身が薄くなりがちです。

例えば、部活動でも同じだと思います。陸上部だったら、「今日は何秒で走れることを目標にしよう」とか、吹奏楽部だったら「ここまでは譜読みをして合わせよう」とか、あると思うのです。

家事だって、今日は絶対、夜の9時までに片付けてドラマを見るぞ!と目標を決めたら、とてもテキパキ動けた、なんて経験ありませんか?

少しずつ、中身の濃い練習にステップアップできるように、レッスンでも声を掛けていきたいと思います。


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