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幼児期のうちに

私が使っている「ペースピアノ教育シリーズ」の幼児用の本には、
「4分音符」などの名前を覚えたり、
4分音符や2分音符、8分音符などのリズム譜を見てリズムを叩いたりするなどの
要素がありません。

音符が読めるようになって、併用曲集の音符の楽譜を見て弾くようになったら、
2分音符の長さなどは数えるように習っていきます。

でも初めの1~2年は習いません。
それではリズムが理解できない子にならないのか…?

大丈夫です!

幼児さんは、耳から音楽を吸収する力が最も発達している時期。
様々なリズムを耳からどんどん吸収して、
耳から覚えたリズムを叩いたり、さらに体ごとリズムに乗ったり、
そうやって先にいろんなパターンのリズムを吸収してからリズム読みに入る方が、
楽譜読みもスムーズのようです。
最近のアニメソングはリズムがとても複雑なのに、
上手に歌っている小さなお子さん多いですものね!

レッスンでは、今の時期はクリスマスの曲を弾いています。
よく耳にするクリスマス曲は、
幼児さんや低学年の生徒さんたちにとっては、まだ複雑なリズムがたくさん。
リズムは少しずつ別の本で習っていくから、今は分からなくてOK!

イギリスのクリスマスキャロル「おめでとうクリスマス」は、
小さな生徒さんに大人気!
まずは、ディズニーのCDを聞いて、
ミニーちゃんと一緒に英語で歌ってくるのが宿題です!
皆さん、喜んでエンドレスで歌っているそう。
「We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
and a Happy New Year!」
これで、ばっちりリズムを覚えてきます!

「サンタが街にやってくる」は低学年の生徒さんに大人気!
まずは、ディズニーのカッコイイアレンジのCDを聞いて、
「机の上で弾きマネしておいで!指番号とかは適当でいいから~」
これでメロディーのリズムも覚えるし、ついでにこの曲のジャズ風なノリも吸収できます!

CDを聞く宿題を出すと、自分ではまだCDを再生できないので、
親御さんに頼まないといけないのでしょうが、
ここで、CDをあまり聞かせてあげられていないご家庭と、
車でもどこでもたくさん聞く習慣がつくご家庭とで、この後、差が出てくるように思います。

幼児期の間に音楽をたくさん聴くお子さんは、
その後、音楽力が違ってきます!

余談ですが、
私はキャンプによく行くのですが、
夏の長野は、マーラーの交響曲やリヒャルト・シュトラウスのアルプス交響曲、
春や初秋の高原は、ベートーベンの田園交響曲やドボルザークの交響曲、
晩秋は、ブラームスやチャイコフスキーの交響曲を聞いてのんびりするのが大好きです。
(この週末も富士山にキャンプに行っていたのですが、
最近は「音楽禁止!」のキャンプ場が増えて…残念でした。
小さめの音量でクラシックぐらい聞かせてほしい…。)

この秋にキャンプデビューするという小学2年生の生徒さんにこのお話をしたら…?
先日に鳥取の大山にキャンプに行かれた時、
2年生の彼が、朝起きてキャンプ椅子に深く座り、発した言葉。
「ママ、ベートーベン!(の曲かけて!)」
お母様、大爆笑だったそうです。
6月の発表会で、私のミニコンサートでベートーベンのお話をしたところでしたから、
今年は生徒さん達には「ベートーベン」が心に残っているようです!

音楽をたくさん聞くご家庭に音楽好きは育ちます!


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