リズム感

リズム感といっても、ソルフェージュ的なリズム打ちが、ぱっと見てパッとできるとか、
難しいリズムのある曲（近現代に多い）をすぐに読み取り、うまくリズムを弾けるなど、そういう話ではなく・・・、最近特に思いますが、自分も演奏していて注意したいと感じますが、生徒さん含め、日本人は、裏の拍が取れないなあって思います。
裏の拍がとれないというのは、つまり、いつでも、強拍から弱拍へしか音楽を感じることができないという意味です。音楽が美しく流れるには、必ず、裏の（弱拍）拍から表へエネルギーを向かわせなくてはいけません。しかし、ひたすら流れても締りがないので、時に、拍頭を強く感じたり、もちろん和声を聞きながら、フレーズの解決をしなければいけない（しりもちをついてはいけません）。これら全て、理屈がわからなくても、リズム感が良い方は、自然に上手にできたりします。音楽を作るうえで、リズム感が最大の鍵だと私は思っています。
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土師さおり