東大生にはピアノ経験者が多い説

ピアノやエレクトーンを習っている生徒さんが、
勉強もよくできるという噂を
お聞きになったことはありませんか？
実際に私の周りでもそのような話があり、
気になりましたので少し調べてみました。

育児・教育ジャーナリストの
おおたとしまささんが
東大生100人にアンケートをとったところ、
ピアノをやっていたのは47人。
そのほか16人がバイオリン、エレクトーンなどの
音楽教室に通っていたといいますから、
音楽系全体でいえば6割を超えるそうです。

一般的に、何らかの楽器を習っている
小学生の割合は約4人に1人。
それに比べると東大生の楽器率は
倍以上となるそうです。

もっと調査人数が多かったら…
という気もしますが、
概ね「東大生にはピアノ経験者が多い」
という話は本当のようです。

それはなぜなのか、
東大生にインタビューしてみると、
「右手と左手を別々に動かすというのは
脳が鍛えられる。」
「ピアノの練習は毎日コツコツと
続けなくてはならないので意外としんどい。
勉強との共通点があるのではないか。」
「音楽の素養が身に付き、
想像力も鍛えられた。」
などの理由が挙がったそうです。


音楽の習い事はそのようなたくさんの効果を
もたらしてくれる可能性があるのですね。
生徒さんが音楽の道に進んでくれたら
嬉しいのは勿論ですが、
別の分野でのご活躍も個人的には
とても嬉しく思います。

なぜなら音楽で培った感性や
思いやりや優しさ、想像力…
そういった多くのことが、
音楽という枠を超えて
たくさんの分野に広がっていく
ということですから。

生徒さん一人一人がそれぞれの場所で
自分らしく輝いていたら、
それはとても嬉しいことです。