「イメージ」と「想像力」

どうやら、あす以降台風がやってくるようですね…。
雨ばかりの日々。ここまでくると、うんざりです。

ピアノは、右手と左手が違った動きをしますので、よく「脳が鍛えられる」と聞きます。その通りだとは思いますし、頭の回転も速くなるだろう！と思いますが、私は生徒さんと一対一のレッスンの中で、いつも「ここのメロディ、何色で弾きたい？パレットに何色かだして、いちばんメロディにぴったりの色を選んでくれるかな？」「そうか！青色ね！空の色みたいだね。じゃあ、どんな気持ちで弾きたいのかな？」と次々、質問を投げかけるようにしています。
「頭脳」が働くことよりも「感性」を育てることに重点をおきたいなあ！と私は思います。
「楽しいなあ！」
「うーん、悲しい！」
「なんだか不安になりそう！」
「もう、プンプンだ！！」
「しあわせいっぱい！！」

様々な感情をメロディで表現できるように、毎日実験中…？？です。
ピアノを通して「イメージ」「想像力」を絶えずもつことによって、ピアノに関わらず、豊かな人間に成長していくような気がしています。

「今日の空は真っ青だ！どんな曲がピッタリかな」なんて思いながら、うきうきとピアノに向かうような…そんな子どもたちに1人でも多く成長していってほしいな！と思うのです。