感動のピアノ演奏

50歳を過ぎてからピアノを始めた漁師さんが凄い！というタイトルを見て、私は、ジャズピアノだな！と一瞬思いました。
それがそれが、、なんとフタを開けてみると、、リストの「ラ・カンパネラ」だったのでビックリ！！

大人になってからピアノを始める場合に、クラシックかジャズか？と聞かれたら、当然ジャズの方が易しいと私は答えます。
どうしてかというと、クラシックは左手が右と同じくらい動くように、基礎練習をめっちゃしないとダメだから。
ジャズは左手はその人のレベルに応じた易しいアレンジで、充分ジャズらしく演奏することが可能です。

それでその漁師さん、7年かけてリストのラ・カンパネラを習得されたわけですが、習得方法が、斬新でした。
楽譜ではなく、YouTubeの鍵盤が光る動画で習得されたそう！！

鍵盤の位置を目で、音を耳で拾っていくこの方法は、少しジャズ的です。

なので基礎練習やエチュードをそんなにしているわけではないと思われますが、その方の努力と素敵なお人柄が演奏に現れ、フジ子・ヘミングに勝るとも劣らないその人だけのラ・カンパネラに心を打たれました。

そしてその人のピアノは、何とスタインウェイ？！！
と思いきや、サイドにスタインウェイのシールを貼っているだけだそうな笑笑