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【演奏動画 バッハ インヴェンション第9番】

バッハ インヴェンションシリーズ
今日は第9番 ヘ短調をお届けします。

J.S.BACH
INVENTION No,9 f-moll
PIANO
MIYUKI KODAMA

J.S.バッハ
インヴェンション第9番 へ短調
演奏 こだま美由希

第9番
こちらも第5番と同じ手法による。
冒頭、右手4小節のテーマと左手の対位句。
その後、声部の交換があるが常に保たれていく。
こう見ていくと、2重フーガともいえるだろう。
形式的には2部分に前後分けて考えることができよう。

バッハの原譜には一切デュナーミックやテ
ンポの指示は書かれていないし
我々が普段使用する楽譜に指示されている装飾音も
中にはバッハ自身の指示か他の人が後から加えたものか
定かではない点も多く、人それぞれの解釈により異なり
演奏する上で難しい問題もある。


原典版を一般学習者が向き合うのはハードルが高いが
指導者の的確なアドヴァイスの下、紐解いていくことが
とても大切なことですね。

その他、2〜3冊の校訂版を参考にすることも大切。
校訂者も様々な解釈があるので、自分でも何度も試して
どちらがしっくりくるのか?という手間をは省いてはいけない。
なぜこちらが良いと思うのか?そこまで若い頃から
突き詰める習慣をつけることをお勧めする。

私は、年齢が上がってきたら上記を見比べ
自分の納得のいくものを原典版に書き込んでいくのがベストと考える。

ある程度理解力が深まるまでは、指導者が一緒に紐解き、
指使いの決め方、分析力、
そういうものをじっくり身につけていくことが
とても大切と考えている。
指導者自身のインヴェンションへの深い理解、分析力、
これも若いレッスン受講者のバッハの愛着への影響は多大である。

参考にする演奏も特定の人のみを繰り返し聴くのではなく
優秀な奏者の演奏に数多く触れていくことも忘れてはならない。

それだけ、奏者によって個性、解釈が違うということだ。
どの人が正しい、間違いということではない。

指導者の責任が大きいバッハのレッスン。
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