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【演奏動画 バッハ インヴェンション第5番】

バッハ インヴェンションシリーズ
今日は第5番 変ホ長調をお届けします。

 J.S.BACH 
INVENTION No,5 Es-Dur
PIANO 
Miyuki Kodama 

 J.S.バッハ 
 インヴェンション第5番 変ホ長調
 演奏 こだま美由希

トリルがとても効果的で右手は4小節のテーマ。
そのなかに動機が2つある。

テーマに対する対位句は16分音符で2拍ずつ
ほぼ似通った音型で支えていく。

終始一貫した形のなかで転調をさりげなく行い
またさりげなく変ホ長調に戻る。
なんとも粋なのだ。

昔の子供は論語などを懸命に諳んじていましたよね。
時代劇などには寺子屋などの場面でよく出てくる。

このコムズカシイ論語。
当時の子供だって隅々まで理解していたとは
思えないんですね。

だけどそのコムズカシイ言葉を先にとにかく覚え
それはどういうことなのか?ということを
指導者が教えていく。

しかし、役に立つのは大人になってからじゃないかと。。

武士の人も戦いの時、孔子の教えなど
子供の頃に学んだことをもとに作戦をたてたり
一つの参考にしたり。

私はバッハもこれに似ている気が
今回改めて学んで思うんですね。


今ほど以前学んだ時、理解していたとは言えません。
というより、多くのことを吸収すること
どんどんこなすことで精一杯のところもあった気もします。


だけど、分析や指使いを悩むことにより
その後、応用していたことは明らかで
前回見えなかったことが今回見えることもある。


これが子供の時、多少背伸びというか
全てを理解していなくても
やっておく必要、習慣があるんじゃないかと。


とにかく自分のために時間が使える時に
こういうことを学ぶことを徹底してしておく。
あとは3つ子の魂 100までで
その人の経験などにより、それらがより一層
豊かに解釈できていく。


今は子供向けに手を差し伸べる教材が多いのですが
あえてバッハなどで何度も何度もくり返すことで
理解を深めていくことも
非常に今のお子さんには大切なことかと思うんですね。


自ら疑問を持ち、自分が足らないこと
どうすればもっと上達するのか考える


なんでも難しいことをやればいいとは思わないけど
子供の能力は意外と大人も脱帽するものを持っていて
初めは悩んだり苦しんだりしても
ひとたびそのハードルをクリアすると
自信をつけてさらに前進していくことも多い。


子供だからと大人が決めつけてしまわないことも
大切かなと。。


バッハも子供達に寄り添いながらも
子供向けという意識ではかいてないんじゃないかな。。


今後のために学ぶべきことが沢山ありつつも
このインヴェンションで何を身につけるのか
とても明確にされていると改めて今回感じています。。


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