タランテラについて
またしても雪の朝を迎えた京都。
今年はよく降ります。
【タランテラ】のダンスを習って
教えていただいて、
思い出したことです。
随分前ですが、
大阪の国立民族学博物館に
アラクネ・メディテラネア舞踊団が
来られた時のパンフレットです。
(アメブロ:京都c-ムジカ教室に
写真を載せています)
パンフレットの裏には・・・
タランテッラは、南イタリアを代表する
民俗ダンスです。
イタリア半島の踵にあたるプリア地方に
毒蜘蛛(タラントラ)の咬み傷がひきおこす
激しく舞い跳ねる舞踏があることは
古くから記録されています。
しかし、
多くは、ほんとうは蜘蛛に咬まれたため
であるより、
人生の精神的危機にたった人たちが
蜘蛛に咬まれたと想像して
踊り始めたもののようです。
タンバリンやカスタネットなどの響きにのって、
タランテッラを舞い踊ることで
「心が不思議に解放され癒される」のです。
のちには
タランテッラは民俗舞踊として、
町や村の祭りに踊られるようになりました。
と書かれています。
以前、
黒田亜樹先生(イタリア在住)の講座で、
「結婚式でもタランテラを踊ったりする。
だから、毒蜘蛛の~というのは、感じられない」
という話がありました。
「イタリアのとても陽気な人柄を感じる」
とも。
それと、
ダンスの先生から、
週刊朝日百科 世界の歴史
からだ・病気・医者
の中に
「踊り狂う集団◆南イタリアの舞踏病」
という記事を紹介いただきました。
早速取り寄せてみると、
挿絵の横に
「タランテラを踊る人々」
舞踏病は、夏5~8月に多く起きるという。
これは、この季節に蜘蛛が繁殖するため、
とされてきた。
踊りは、毒が消えるまで行われる。
17世紀のドイツの万能学者
キルヒャー著書の挿絵
(この写真も載せてます)
当時の人々は、
はだしで野良に出た農夫が毒蜘蛛に咬まれ、
毒が体中に回って発病する、
と言われた。
南イタリアの人々は、
この舞踏に音楽をつけ、
鎮静治療に役立てる一方、
音楽そのものは、タランテラ舞曲をして
芸術にまで高めた。
と書かれています。
また、
こうした、似たような社会現象は
色々な国で起こっていたようです。
今年はよく降ります。
【タランテラ】のダンスを習って
教えていただいて、
思い出したことです。
随分前ですが、
大阪の国立民族学博物館に
アラクネ・メディテラネア舞踊団が
来られた時のパンフレットです。
(アメブロ:京都c-ムジカ教室に
写真を載せています)
パンフレットの裏には・・・
タランテッラは、南イタリアを代表する
民俗ダンスです。
イタリア半島の踵にあたるプリア地方に
毒蜘蛛(タラントラ)の咬み傷がひきおこす
激しく舞い跳ねる舞踏があることは
古くから記録されています。
しかし、
多くは、ほんとうは蜘蛛に咬まれたため
であるより、
人生の精神的危機にたった人たちが
蜘蛛に咬まれたと想像して
踊り始めたもののようです。
タンバリンやカスタネットなどの響きにのって、
タランテッラを舞い踊ることで
「心が不思議に解放され癒される」のです。
のちには
タランテッラは民俗舞踊として、
町や村の祭りに踊られるようになりました。
と書かれています。
以前、
黒田亜樹先生(イタリア在住)の講座で、
「結婚式でもタランテラを踊ったりする。
だから、毒蜘蛛の~というのは、感じられない」
という話がありました。
「イタリアのとても陽気な人柄を感じる」
とも。
それと、
ダンスの先生から、
週刊朝日百科 世界の歴史
からだ・病気・医者
の中に
「踊り狂う集団◆南イタリアの舞踏病」
という記事を紹介いただきました。
早速取り寄せてみると、
挿絵の横に
「タランテラを踊る人々」
舞踏病は、夏5~8月に多く起きるという。
これは、この季節に蜘蛛が繁殖するため、
とされてきた。
踊りは、毒が消えるまで行われる。
17世紀のドイツの万能学者
キルヒャー著書の挿絵
(この写真も載せてます)
当時の人々は、
はだしで野良に出た農夫が毒蜘蛛に咬まれ、
毒が体中に回って発病する、
と言われた。
南イタリアの人々は、
この舞踏に音楽をつけ、
鎮静治療に役立てる一方、
音楽そのものは、タランテラ舞曲をして
芸術にまで高めた。
と書かれています。
また、
こうした、似たような社会現象は
色々な国で起こっていたようです。
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