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グランドピアノとアップライトピアノの違い

こんにちは。
ようやく、秋らしい日が感じられるようになりました。


今日は、グランドピアノとアップライトピアノの違いについて、

よく子供たちから
「どう違うん?」
と言われることについて・・・


見た通り、形が違うのは、わかっていることですね。
それは、ピアノの弦の張り方が違うのです。

グランドは、(椅子に座ってみると)水平に弦が張ってあるのに対し、
アップライトは、垂直に張ってあるわけです。

長さが長ければ長い方が、伸びのある音がだせるから、
アップライトでも、背の高い方が音は豊かだと思います。


そして、

中のアクションの大きな違いは、
グランドは、ダブルエスケープメントによって、鍵盤が上まで戻らなくても連打ができる。
これによって、連打や、トリルが早くできる。



でも、

弾いて一番違いを感じるのが、ペダル・・・かな?

2本または、3本あるペダル。


右のペダルは、グランドもアップライトも同じで【ダンパーペダル】と言って
弾いた後、手を放しても、音が長く残ります。


左のペダルは、グランドは、【シフトペダル】と言って、踏むと、鍵盤全体が少し右に
動きます。
それによって、弦のあたる場所が変わるため、音色の変化、音量の変化を出せます。

楽譜の中では、una corda(ウナ コルダ)と書かれているところで、踏みます。
この記号は、結構出てきます。作曲家によっては、初級レベルでも出てきます。

tre corda(トゥレ コルダ)で離します。


これが、アップライトでは出来ない事ですね・・・




なので、

アップライトでは、真ん中のペダルを踏んで、と言います。
(左のペダルで、いいのかもしれないのですが、子供たちは、全然変わらへん、というので)


大抵【シフトペダル(左のペダル)】を踏む時は、
右足も【ダンパーペダル(右のペダル)】に置いておくし、左足も使う。
両足使う事が多いです。


そして、

3本ペダルのまん中のペダル【ソステヌートペダル】です。
これは、ほどんど使われる事が無いですね・・・

どうなっているかというと、
音を弾いてから踏みます。


すると、
始めの音だけが残って、後は残らない。

例えば、
和音などでタイになっていて、他を弾かなければならないような時、
使ったらいいように思うのですが・・・

それでも、右のダンパーペダルを使う必要性の方が、多い感じなので、
ほとんど使わないです。

だから、2本ペダルでも間に合ってしまうように思います。



アップライトの左ペダルは、【ソフトペダル】というようです。

子供たちからの情報は、
「あんまり変わらへんで~」というのですが、
踏んでから弾くと、弾いた音を弱くする、という事です。


このように、アコースティックのピアノは、
自分の手も足も使って、色々変化が出せるので、面白い!です。


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