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高校でいちばん嬉しかったこと

高3になり受験勉強を頑張りたいからと先月巣立っていった生徒さんが、学年末にとてもうれしい報告をしてくれましたので、こちらで紹介させていただきます。

その生徒さんが同級生の紹介で私の教室にいらしたのは、おやめになる3年半ほど前の中2の夏でした。
それまでピアノを習った経験はなく、幼児向けの教材では気の毒に思いましたが、むしろ基礎からちゃんとやりたいとの希望で、一からお教えしました。
はじめこそ左右別々に指を動かすことに慣れず戸惑っていましたが、とても勘が良く飲み込みも早く、基礎の教材を何冊か終えるといよいよ名曲集の中の「紡ぎ歌」や「エリーゼのために」、「樅の木」、「トルコ行進曲」へと進んでいきました。
これらの名曲を簡単に書き換えたアレンジ楽譜で弾くのではなく原曲で、しかも暗譜で弾くのには感心しましたが、シャープが5つもついた調でダブルシャープも出てくる三善晃さんの「波のアラベスク」を弾くのには正直たまげました。
聞くと、数学が得意科目とのこと。
なるほど!と思いました。

高校1年生の合唱祭に続いて高校2年生でも伴奏を受け持つことになりました。
曲は「明日への手紙」です。
レッスンでも一緒に練習していよいよ本番、昨年のクラスよりみんなのまとまりがいいとは聞いていましたが、終わってみると、

合唱祭無事終わりました!先生の練習のおかげで最優秀賞と最優秀伴奏者賞を取ることが出来ました!!!本当にありがとうございます!


なんて嬉しいんでしょう!
数日後のレッスンで詳しく聞くと、最優秀賞と最優秀伴奏者賞は高校1〜2年全クラス通じての賞、とのことでした。

小さい頃からずっとピアノを習っていた女の子なども伴奏していたのに僕が選ばれるなんて思ってもいなかった、クラスメイトみんなで喜んだ、高校入学以来こんなに嬉しかったことはない、最高の思い出になった

と、演奏の動画も見せてくれました。

クラスのお友達の言うとおり、まるで伴奏のCDか何かのように完璧で(暗譜で弾いています。彼はいつもカナで書き込みをしたりして楽譜を読んだら全て暗譜で弾きます)、歌に寄り添うように優しく響いていました。

高校入学以来こんなに嬉しかったことはない、と聞いて
ピアノの先生で幸せ!

と思いました。
卒業までにはまだ一年あまり、合唱祭を超える出来事があったらそれもまた嬉しいですね。

今日もレッスンで生徒さんたちを励ましていきます!


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