ツェルニー

ご訪問ありがとうございます。
本日、2月20日はカール・ツェルニーさんのお誕生日です。

「ツェルニー」と聞けば、練習曲を思い浮かべる方も多いかと思います。
当教室のレッスンでも “やさしい20番の練習曲” から始まり ”30番練習曲” “40番練習曲” “50番練習曲” など沢山のエチュード作品にお世話になっております。

現代のピアノ学習者にとって、必修の練習曲作曲家のようなイメージがありますが、彼が残した1000曲以上の作品の中には、ピアノ・ソナタや交響曲、協奏曲、弦楽四重奏など沢山の素晴らしい作品があります。

モーツァルトさんが亡くなる9ヶ月程前のウィーンで、1791年2月20日にツェルニーさんは生まれました。
幼い頃よりお父様から熱心な音楽教育を受けていた彼は、1800年からベートーヴェンさんに師事しました。

彼の作品からは、練習曲ですら機械的な作品などひとつもなく、技巧的要素の中にも多彩なハーモニーや美しい旋律、豊かな音楽性を感じます。ベートーヴェンさんの影響も大変に受けていると思います。

作曲家・演奏家・教育者として活躍していた彼は、優秀なお弟子さん達も沢山輩出しています。
その中のひとりに、フランツ・リストさんもいます。彼は師匠であるツェルニーさんに “超絶技巧練習曲集(1851)” を献呈しました。

ピアノを学ばれる皆さんにとって、身近な “ツェルニー” ですが、決して単純な練習曲作曲家ではありません。
まずは、彼の代表的な練習曲を、音楽的に美しく演奏できるように、一緒に取り組みましょう。

現在、ムジカ・フォルテ音楽教室では新規生徒さんを募集致しております。
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