共感して感動すること

長年　レッスンして来て感じるのは　長く続けて上達していくお子さんのお母様は　「共感して感動すること」「お子さんのピアノに興味を持ち続けていてくださること」が出来るお母様です。

自分もそうでしたが　子育てをしているとついつい　できないこと　に目を向けてしまいます。
ですが　右手左手の区別もまだよくわからなかった頃から出発して　まずはレッスンを最後まで受けることができたこと、ドレミと指を分離して弾けたこと、両手で弾けるようになったこと、
教本が一冊終わったこと、エリーゼにためにが弾けるようになったこと、学校で伴奏を代表して務められたこと、発表会で立派に演奏できたこと、コンクールに向けて長く忍耐強く取り組めたことetc.

出来るようになった時に　共感してお母様も感動してお子さんにぜひ伝えてください。

先日　バレエダンサーの熊谷哲也さんにもおっしゃっていました。もっと喜怒哀楽を出そう、大切にしようと。

本当にその通りです。言わなければ伝わりませんし　お子さんにとっての何よりの原動力になります。
　
エリーゼのためには　ピアノを習っていたら一度は弾いてみたい曲だと思いますが　さらっと聞いているとわからないかもしれませんが、クリアしなくてはならない高度な課題がたくさん入っています。読譜力とテクニックがないと弾けない曲です。

今4人の生徒さんが取り組んでいます。
どんなふうにそれぞれが弾いて来てくれるか　楽しみです。

そして弾けるようになった時に共感して感動してあげてほしいと思います。