音楽は伝わる❣️

今日は、大倉山の秋の芸術祭の室内楽のコンサートに行ってきました。

バイオリンとピアノ、チェロとピアノとのduoとピアノトリオでした。

私は、今ブラームスのバイオリンソナタの1番を勉強中で、色々考えさせられました。

アンコールがモーツァルトのkv564-3でした。
この曲、昨年弾いたばかりです。
でも、アマチュアの弦の方々とは違って弦の方々も曲に乗っていて、ピアノも弾きやすいだろうなぁと思いました。

曲って、どういう流れなのか、どう掛け合っているのか、どういう背景の中でこうしたことが行われているのか...
そこまで考えて、演奏しないと曲の裏にある主張したいことが伝わらないと改めて思いました。

今日は大人生徒さんのレッスンでした。
いつも一生懸命練習していらっしゃいます。
一生懸命に一気に弾こうとすると、弾けるのですが、聞いている側は、呼吸困難な状況を感じます。
初級レベルの3部形式の曲ですが、それでも、歌でいうならブレスをしないと息苦しく聞こえてしまうのです。

今日も、ブレスをしてと言いました。
ブレスといっても、フレーズとフレーズの境目を明確にするだけなのですが...
生徒さんは、やっぱりそう言うだろうなと思ったそうです。

ブレスして弾いてもらうと、ちょこっと間違えてしまっても、曲として成立するので、聞いていて気持ちがいいのです。

音楽って生きているなぁと思いました。