親の言うことを聞かないのはナゼ? 聞き分けのない子どもへの間違った声かけ5パターン
東京都 江戸川区 一之江・葛西のピアノ・リトミック・ソルフェージュの教室
すがめぐみピアノ・リトミック教室です。
「言うことを聞かない」は、子どもの成長に必要な過程のひとつ
子どもは成長過程のひとつとして、1歳半〜3歳ごろに第一次反抗期を迎えます。
いわゆるイヤイヤ期と言われているもので、なぜイヤイヤ期があるのでしょうか。
それは、生きていく上で一番大切な
「自己評価」や
「自己肯定感」を養うためとスクールカウンセラーで医師の明橋大二氏は言っています。
子どもは3歳頃までに
「私は存在価値があるんだ」
「生きていていいんだ」
という心の土台を築きます。
そのためには親が子どもの反抗を受け止める過程が欠かせません。
この気持ちが土台となって次は
「生活習慣」や
「しつけ」が身につけられます。
これがだいたい4〜6歳ごろです。
これが土台になって初めて「勉強」が可能になり、それが7歳ごろになるので、小学校の勉強が6〜7歳に始まるのだと言います。
自己評価という土台がしっかり築ければ、その後のしつけや勉強も自然と身に付くとのことです。
成長段階別 子どもが親の言うことを聞かない理由
1〜2歳
1〜2歳の子どもが言うことを聞かないのは、「自分の人格を認めてほしい」ためです。
この自己主張を認めることで、子どもの自己評価は育まれていきます。
2〜3歳
2〜3歳の子どもが言うことを聞かないのは、自立心が高まり、自分の意思をより上手く伝えられるようになるためです。
手がかかりますが、叱ったり止めたりすると自発性そのものが失われてしまいます。
対人関係のルールを学ぶ時期でもあり、時には傷つくことも。
親が支えてあげる必要もあります。
3〜5歳
3〜5歳になると簡単なルールは守れるようになりますが、その時の気分によってはぐずったり、わざとルールを破って反抗したりすることがあります。
何が間違いなのか教えたり、考えさせたりすることで、言うことを聞かない回数も減っていく可能性があります。
子どもが言うことを聞かない時の対応法
NG例
何がいけないのか理由をいわず、感情的に叱る
◎OK:
「○ちゃん(妹・弟)が目の前でお菓子を食べていたら、自分も欲しいなと思わない?」
「みんなが喜んでくれると、自分も嬉しいよね」
×NG:
「いいからあげなさい!」
「独り占めしたいなんて、いやしい子ね」
「もう勝手にしなさい!」と突き放したり、人格を否定したりする
まだできないことを、自分ひとりですると言って聞かない時などに
◎OK:
「よし、じゃあ頑張ってみよう(と言って見守る)」
×NG:
「もう勝手にしなさい」「好きにしなさい」
できなくても「やっぱりできないじゃない」などと言うのもNGです。
がんばったことを褒めてあげましょう。
「あとでね」「また今度ね」と適当なことを言ってはぐらかす
もしも子どもが「公園に行きたい」と言って聞かない場合……
◎OK:
「明日一緒に行こうね」「ごはんを食べたら行こうね」
×NG:
「あとでね」「また今度ね」
約束をして、守れなかった時は謝ることも必要です。
適当なことを言うのは、嘘をつくのと一緒です。
「〜したら、○○をあげる」とご褒美で釣る
親が物(ご褒美)に依存した子育てをすると、子どもが物に依存したまま大きくなってしまうそうです。
たとえば、子どもが公園でブランコを独占してしまっているときは……
◎OK:
「ほかの子も遊びたがっているから、順番に使おうね」
×NG:
「好きなおもちゃ買ってあげるから、ブランコ遊びはやめよう」
「○○しないと、おやつ抜き」と罰を与える
罰を与える叱り方は、何が悪いのか子どもに伝わらず、問題の解決にはならないからNG。
もしも、子どもをいくら誘ってもお風呂に入ってくれないなら……
◎OK:
「○○(テレビ番組)がもうすぐ始まるね。それまでにお風呂に入ろうね」
×NG:
「早くお風呂に入らないと、テレビ見せてあげないよ」
参考文献 こどもまなびラボ
理想はわかっていても、ついイラついてNGワードを言ってしまうこともあるかと思います。
親も完璧ではないので、誤りに気づいたら素直に子どもに「さっきはごめんね」と謝れば良いのではないでしょうか。
子育ては根気が必要ですが、必ず終わりはあります。
日々成長していく子どもを、おおらかに見守ってあげたいですね。
現在若干名生徒さん募集中です。
お問い合わせはお気軽にどうぞ!
インスタ、アメブロもやってます。
すがめぐみピアノ・リトミック教室です。
「言うことを聞かない」は、子どもの成長に必要な過程のひとつ
子どもは成長過程のひとつとして、1歳半〜3歳ごろに第一次反抗期を迎えます。
いわゆるイヤイヤ期と言われているもので、なぜイヤイヤ期があるのでしょうか。
それは、生きていく上で一番大切な
「自己評価」や
「自己肯定感」を養うためとスクールカウンセラーで医師の明橋大二氏は言っています。
子どもは3歳頃までに
「私は存在価値があるんだ」
「生きていていいんだ」
という心の土台を築きます。
そのためには親が子どもの反抗を受け止める過程が欠かせません。
この気持ちが土台となって次は
「生活習慣」や
「しつけ」が身につけられます。
これがだいたい4〜6歳ごろです。
これが土台になって初めて「勉強」が可能になり、それが7歳ごろになるので、小学校の勉強が6〜7歳に始まるのだと言います。
自己評価という土台がしっかり築ければ、その後のしつけや勉強も自然と身に付くとのことです。
成長段階別 子どもが親の言うことを聞かない理由
1〜2歳
1〜2歳の子どもが言うことを聞かないのは、「自分の人格を認めてほしい」ためです。
この自己主張を認めることで、子どもの自己評価は育まれていきます。
2〜3歳
2〜3歳の子どもが言うことを聞かないのは、自立心が高まり、自分の意思をより上手く伝えられるようになるためです。
手がかかりますが、叱ったり止めたりすると自発性そのものが失われてしまいます。
対人関係のルールを学ぶ時期でもあり、時には傷つくことも。
親が支えてあげる必要もあります。
3〜5歳
3〜5歳になると簡単なルールは守れるようになりますが、その時の気分によってはぐずったり、わざとルールを破って反抗したりすることがあります。
何が間違いなのか教えたり、考えさせたりすることで、言うことを聞かない回数も減っていく可能性があります。
子どもが言うことを聞かない時の対応法
NG例
何がいけないのか理由をいわず、感情的に叱る
◎OK:
「○ちゃん(妹・弟)が目の前でお菓子を食べていたら、自分も欲しいなと思わない?」
「みんなが喜んでくれると、自分も嬉しいよね」
×NG:
「いいからあげなさい!」
「独り占めしたいなんて、いやしい子ね」
「もう勝手にしなさい!」と突き放したり、人格を否定したりする
まだできないことを、自分ひとりですると言って聞かない時などに
◎OK:
「よし、じゃあ頑張ってみよう(と言って見守る)」
×NG:
「もう勝手にしなさい」「好きにしなさい」
できなくても「やっぱりできないじゃない」などと言うのもNGです。
がんばったことを褒めてあげましょう。
「あとでね」「また今度ね」と適当なことを言ってはぐらかす
もしも子どもが「公園に行きたい」と言って聞かない場合……
◎OK:
「明日一緒に行こうね」「ごはんを食べたら行こうね」
×NG:
「あとでね」「また今度ね」
約束をして、守れなかった時は謝ることも必要です。
適当なことを言うのは、嘘をつくのと一緒です。
「〜したら、○○をあげる」とご褒美で釣る
親が物(ご褒美)に依存した子育てをすると、子どもが物に依存したまま大きくなってしまうそうです。
たとえば、子どもが公園でブランコを独占してしまっているときは……
◎OK:
「ほかの子も遊びたがっているから、順番に使おうね」
×NG:
「好きなおもちゃ買ってあげるから、ブランコ遊びはやめよう」
「○○しないと、おやつ抜き」と罰を与える
罰を与える叱り方は、何が悪いのか子どもに伝わらず、問題の解決にはならないからNG。
もしも、子どもをいくら誘ってもお風呂に入ってくれないなら……
◎OK:
「○○(テレビ番組)がもうすぐ始まるね。それまでにお風呂に入ろうね」
×NG:
「早くお風呂に入らないと、テレビ見せてあげないよ」
参考文献 こどもまなびラボ
理想はわかっていても、ついイラついてNGワードを言ってしまうこともあるかと思います。
親も完璧ではないので、誤りに気づいたら素直に子どもに「さっきはごめんね」と謝れば良いのではないでしょうか。
子育ては根気が必要ですが、必ず終わりはあります。
日々成長していく子どもを、おおらかに見守ってあげたいですね。
現在若干名生徒さん募集中です。
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