試行錯誤

ついに梅雨入り・・・

湿度も高く不快を感じるこの季節ですが、

紫陽花には癒されます。

先日、コンクールを聴いてきました。

未就学児から社会人まで、

様々な部門の演奏を聴く事ができました。

参加者の緊張しているだろう姿と、真剣な眼差しを、

目の当たりにし、こちらまでドキドキ

コンクールですから、それなりの準備をされて

当日の演奏を迎えます。

どうしても結果を気にしてしまうと思いますが、

そこへ出ていくまでの皆さんの努力は、

本当に素晴らしいです。

小さい子でも、タッチがしっかりしていると、

音楽が大きく会場に響きわたり、印象強くなります。

こんな曲もあるんだ～など、

勉強になりました。

タッチの問題は、レッスンの中でもけっこう苦労しているので、

どんな練習方法が適切なのか、様々試しているところです。

それぞれの体つき、手の大きさ、指の太さ、

身体的な事だけでなく、性格や家での練習環境・・・etc から

皆が同じように練習しても上手くいかない事もあります。

試行錯誤・・・

その子にあった進め方ができたらいいなと思います。

そして1つ1つ音楽的な演奏に仕上げたいというのが、

私の目標です。


余談ですが・・・

私の一番初めの先生は、まずは譜読み重視で

どんどんテキストを進めることを目的としていらっしゃいました。

お陰で、小学校に上がる前には、

ブルグミュラー全曲終わっていましたし、

他に、カバレフスキーやチャイコフスキーの曲集なども、

たくさん終えていました。

小中学生の頃は、毎週練習曲は常に5曲ぐらい

レッスンに持っていき、どんどん合格をもらえるように

練習していました。

でもそれは、毎日朝夕晩と、

何時間もしていたからできた事ですね・・・