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映画タイタニックのテーマ曲

ハートピアノ教室




 昔観た映画「タイタニック」のテーマ曲が耳について離れません。沈んでいく船の上で静かに死を待つ人々の映像と共に、あの何とも言えず郷愁を誘う笛の音が、ふとした時によぎります。

 テーマ曲に使われている笛はティンホイッスルというアイルランド楽器だそうです。 哀しいといって吹いているわけではないのに、管楽器は何か“帰らないもの”を追い求めているように聞こえる時があります。人が息を吹き込んで音を出すのでどれも声の分身のようです。

 リコーダーで吹く「コンドルは飛んで行く」に子供心ながらに感じた哀愁、モーツァルトのクラリネット五重奏曲やシューマンのピアノ協奏曲のオーボエソロ、武満の尺八…。管楽器が心の隅々までその音を美しく優しく塗りこんでいく度に、私は自分の中にこんなにも哀しみが隠れていたのかと気付かされます。

 映画「タイタニック」は死に直面した人々を通して愛とは、生きるとは、死とは何かということを問いかけます。 誰もが絶対に沈まないと信じて乗り込んだタイタニック号に起きた不運の事故。 死神が今まさに鎌を振り下ろさんとするクライマックスで、大勢の人が救命ボートに乗ることができずに逃げ惑います。そんな中で弦楽アンサンブルのメンバーは平然と演奏を続け、全てを受け入れた人はベッドに横たわって目をつぶります。映画は、生きようとする人たちと、静かにその時を待つ人たちとを描き分けます。

 愛を信じ、貫き通すことだけが死の恐怖を受け入れられる唯一の方法。沈んでいく船の上で生死を超越して愛だけが光り輝きます。人類の歴史に何が起こっても、愛だけはずっと光り輝くでしょう。命のはかなさ、尊さ、愛の美しさ、哀しさをティンホイッスルが包み込むように優しく奏でます。


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  熊本市東区健軍 ハートピアノ教室

































































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