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中野翔太ピアノリサイタル

今日は相模湖交流センターで行われた中野翔太くんのピアノリサイタルへ。
翔太君は私が以前勤めていた音楽教室での生徒さん。15歳で渡米、サントリー音楽賞を始め数々の賞を受賞している若手ピアニストです。
演奏を聞くのは数年ぶり。
プログラムは前半がモーツァルト、後半が翔太君の自作とケージ、ガーシュイン、という前半後半が全く趣が異なる面白いものでした。

15歳まではクラシックの王道を勉強し、渡米前のリサイタルではショパンのエチュードOp25を全曲演奏をしたという、いわば天才。7歳で初めて聴いた時は本当に驚きました。今回弾いたモーツァルトの中の『キラキラ星変奏曲』は小学2年の時に聴いたのですが、演奏・解釈はかなり変わっていたとはいえ出てくる音楽の根底はその頃と変わらず。懐かしさを感じました。
打って変わって後半は現在の翔太君の音楽そのもの。特にサクソフォーンとのドゥオである自作はパワーと言い音楽の展開といいパワフルで力強い、そしてどこか洒落ている感じ。もともとセンスのよい音楽をしていましたので、それがそのまま開花したという感じ。現代曲はその人のセンスがそのまま出てくる傾向が強いと思っているので、今現代音楽をどんどん弾くという意味合いが理解できたかなと。ジャズをしっかりと勉強してきたということもガーシュインや自作にはとても生かされている感じがしました。

終演後それこそ翔太君が大人になって初めて話をしました。年齢を聞いてびくり、20年経ってました。。。普通に話ができるわけだ。去年お嬢さんが生まれてお父さんにもなって。楽しく懐かしく話が出来ました。時間が少しだったので今度ゆっくり話が出来たらなって少し思いました。

アメリカに行く間のコンサートで彼には、良い音楽家になって帰ってきて、と話したことを覚えています。
その通りに素晴らしい音楽家になった、そしてまだまだこれからも伸び続ける翔太君。
先生としては本当に嬉しい限りです。


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