発表会のステージで　成長するということ

おかげさまで昨日、無事に発表会を終了いたしました。
ギリギリまで曲の仕上がりに不安のあった生徒さんも
本番では堂々と、自分のベストを尽くした良い演奏をしてくれました。

去年までは、ニコニコ顔でステージにあがっていた生徒さんも
ちょっとずつ本番の怖さがわかってきて、
「せんせー！どーしよ～　めっちゃキンチョ―するぅ～」
と、舞台そででガタガタ震えていたり・・・

中には、当日の朝の自宅練習で、緊張感からいつものような演奏ができず
急に不安になって、顔をこわばらせていた生徒さんもいましたが
誰一人、取り返しのつかないような大きな失敗なく
ステージをこなしていたことに、心からホッとしたと同時に
ますます自分の生徒さんたちを誇りに思いました。

うん。それでいいんだよ。
人前で演奏して、自分のピアノの音を聴いていただくってことは
本当はとっても大変なことなんだから。
自分の出す音に責任をもって、皆さんに少しでも感動していただけるように・・
そんなふうに考えたら、緊張するのが当たり前。

その怖さに気づいたってことは、成長している証し。
恐怖心に打ち勝つには、毎日ピアノに向かって
自分の納得いく音が出せるまで練習するしかないんだからね(^_-)-☆

生徒の皆さんの素晴らしい演奏にも感動しましたが、
もっと嬉しかったのが、ステージ裏で自分もガチガチに緊張しているのに
出番の近いお友達に「頑張ってね！」と、声を掛け合っている
「クラヴィーアっ子たち」の絆。
先生は離れたところにいても、ちゃーんと見ていましたよ♡

学校や住む地域が全く違っていても、教室で顔を合わせる仲間たちの輪！
どんどん広がっていて、本当に嬉しいです♪