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Hちゃんの頑張りに感動!

あと10日で当ピアノ教室の発表会です。
みんな頑張って練習してくれてるかな・・・と
お盆休みの間も気になって仕方がないのですが
生徒さんの「絶対に頑張って仕上げてくるから!」の言葉を信じつつ
追加レッスンの要請にも、迅速に対応できるように
「自宅待機」の毎日です(笑)

お盆前のレッスンで、思わず涙が出てしまうほど感動したことについて書かせてください。

入会1年数ヶ月のHちゃん(小2)が、今年の発表会の曲に、
たくさん提示した候補曲の中から、バッハのメヌエットを選びました。
しかも、一番ポピュラーなものではなく、少し難度の高いAnh・116番。
本人にも、お母さまにも、この曲はちょっとハードルが高いこと
手の大きさがまだ足りなくて届きにくいところがあること
有名な曲なので、ごまかしがきかないこと
などを説明して、夏休みのスケジュール(大きな旅行などがないか)もお伺いしたうえで
楽譜をお渡ししました。

やはり譜読みの段階から、ずいぶんと頑張っていましたが、なかなか進まず
プログラムの最終確認の際にも、もう一度「曲を変えなくて大丈夫?」と
ご相談しましたが、やはり本人の頑張りたい!という気持ちは固く
これは、なんとしても「成功体験」となる良い思い出の発表会にしてあげなくては・・
と、ピアノ教師として、責任&プレッシャーを感じていました。

もしかして、間に合わないかも・・と不安になり
ひそかに対策を考えて、左手だけちょっと簡単にしたアレンジや
少しだけ曲を短くする「短縮バージョン」などの楽譜を書いてみたりしていました。
お盆前のレッスンで、最後まで弾けていなかったら、
残念だけれど、心を鬼にしてこの楽譜を渡そう・・と思っていました。

ところが、とっても緊張して迎えたレッスン日
Hちゃんは見事に最後まで両手で弾ききってくれました!!
見違えるような演奏に、もう本当に感動で・・
鳥肌が立つし、涙が出るし・・・
ちょっと恥ずかしいくらい(笑)

1週間どんなに頑張って練習したんだろうと思うと
Hちゃんの頑張りが、嬉しくって♡
なんでも、お父様が、お仕事のお休みの日に
練習に付き合ってくださって、難しいところはご指導くださったとのこと。
本当に感謝!です。

教室に通っている生徒さんが頑張ってピアノを続けていられるのも
毎週、送迎をしてくださる、お母さまやおばあちゃま
教室の指導方針にご理解とご協力をくださるご家族の皆様のおかげ・・・
このことを心にとどめて、責任をもってご指導させていただかなければ
と、思っています。

あと10日!
仕上がりが不安な生徒さん、いつでもご連絡くださいね(^_-)-☆
みんなが大人になった時に「この曲、発表会で弾いてみんなに褒めてもらった!」と
笑顔で思い出される、素敵な演奏ができますように♡


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