わたしの仕事

教室のHPブログ、今週は「わたしのしごと覚書」と題して今までの職業体験を
書き綴っています。

私の場合、ピアノへのまっすぐな道ではなく寄り道、寄り道の連続でした。
でも今までの色んな方達の出会いが今に至っているのかと思うと貴重な経験だと思っています。

今、高校生の生徒さんが一人いて、Aに進むとBができなくなる・・でも今の実力ではAしかないでもでもほんとに
したいのはB、といって進路を決めかねています。

「先生は、なんでピアノの先生？はじめっからピアノばっかり？」という質問に

「ピアノは好きやったよ、でも始めから先生になる気はなかったなぁ～私のキャラクターではないと思ってたし、
ピアノの先生があまり好き違うかった。ピアノというか音楽にまつわる仕事がしたいと思ってたけど、
でもそのうち、ピアノが好きで、ピアノしか知らなくて、人に頭下げたり、人に使われたり、使った事のない人に
ピアノ教えてもらって、何を得るのかなぁ～と思って、良いやん職業経験豊富で、挫折経験ありありで、
市場のピアノ屋さんみたいな教室があっても！って思ってん」

「そうなん？」　「資格を取って教室でレッスンしたりしてたけど、自分の思うレッスンが出来る教室を開いてん」

「へ～知らんかった」　

生徒さんには、「Aに行ったらBにつながってないと思ったらあかんで、どんな道でもBにつながると思って進んだら
良いし、つながってなかった時（えぇーつながってなかったん？でもまぁいいや）って思えるように今の目の前を
しっかり歩き！！」といいました。そしたら「どんだけ前向きやねん！！」とつっこみ頂きました。


その後、「先生～Aに行くわ。」　　「あっそうなん！良かったなぁ絞って勉強できるやん！！」

一つの事をやり遂げる素晴らしさもあると思います。

でもいろんな道を歩いて行き着く事も又貴重な経験を活かせるのではと思います。