音楽の楽しさを伝えるために♪リトミックへの思い

ダルクローズリトミックを学び始めて８月で１０年。

一度足を踏み入れたらその奥深さに気付かされるのは、リトミックに限らず…ではありますが、音楽を総合的に学ぶためのメソード、ダルクローズリトミックの奥深さは海よりも広く深く感じます。

幼児教育のイメージが強いリトミックですが、実はもともとは音楽の専門家のために考案された教育法のため、レッスンを重ねて行くと、カノン、補足リズム、2：3のリズム、プラスティークアニメ（音楽の視覚化。動きで表現する）…など、専門的に音楽の勉強をされたことが無い方にとっては「？？？」な課題もたくさん登場します。


そんなリトミックではありますが、からだを動かしたり、歌ったり、こどもたちが喜んで取り組んでくれる活動も多いので、こどもたちへ楽しく音楽を経験させるためにとても有効です。
楽しみながら音楽経験ができるリトミックを経験したら、音楽好きな子が増えるはず！
これからも、地道にコツコツ、リトミックの楽しさを伝えて行きたいです。

先日レッスンを行ったNHK文化センターですが、小学生クラスは年齢、音楽経験はバラバラです。
そして、レッスンは3ヶ月に一回なので、通常のリトミックレッスンとは少々レッスン内容と目的を変えてますが、どこで行っているレッスンでも、どんなレッスン形態であっても共通する思いは音楽の楽しさを伝えると言うことです。

これを軸にレッスンを考え、プラスして音楽面では『聴く力を付けること』、学習面では『自分で考えて行動すること』を目的にレッスンしてます。

人前で、ひとりで発表する機会、リーダーになることも経験します。

楽しい！
簡単！
だけではなく、そこに「ちょっとだけ難しいこと」をスパイスとして入れます。

今回は、これまでに経験してきた音符を使って、『きらきらぼしに即興でリズムを付ける』ということに挑戦してもらいましたが、みんな良くできてましたはなまる
脳ミソ、耳、たくさん使いましたねピース


レッスンのバロメーターは、こどもたちの笑顔。
楽しんで経験したことは、心と記憶に残ります。
これからも、こどもたちの笑顔をたくさん引き出す≪楽しみながらステップアップできるレッスン≫を目指し、おんがく大好きな子を増やしていきたいと思います。