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年齢とともに深まる感受性

昨日梅雨の開けた新潟市。
一気に夏がやってきましたね。
それと同時に、子供たちは夏休みが始まりました。
素敵な夏休みになるといいですね。


さて、皆さんは子供の頃どんな音楽が好きだったでしょうか。
私はずっとピアノを習っていたのでやはりクラシックになじみが深く、中でもドビュッシーが一番好きな作曲家でした。
ドビュッシーは「月の光」などが有名な作曲家です。

ドビュッシーは今でも大好きですが、大人になってがぜん良いなあと思うようになってきたのは、ショパンです。


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えっ?!いまさら?!という声が聞こえてきそう。
ええ、今さらなのです。
ずっとショパンの曲を「いい曲だな」と思ってはいたのですが、「心に沁みるなあ」とじんわり思うようになったのは、私の場合35歳を過ぎてからなのです。

誰しも、大人になると大なり小なりいろんな経験を積みます。
その過程でついた心の細かな傷に、ショパンの音楽は優しく寄り添ってくれるんですね。

ショパン自身、病や孤独、戻れなかった祖国への渇望など、様々な心の痛みを抱えていました。
ショパンがどのような気持ちで作曲に向かっていたのかはわかりませんが、その波乱に満ちた人生の中から紡ぎ出された音楽は、ショパンの死後170年たった今も多くの人々に愛されています。
それはきっと、ショパンの曲には人の心に寄り添う何かがたくさん散りばめられているからなんですね。
大人になるほどそれらを理解できるようになっていくのだと思います。

ショパンに限らず、ほかの作曲家の曲も感じるものが多くなってきました。
子供の感受性は柔らかいと言われますが、大人の感受性は深くなっていくのかもしれません。
大人になればなるほど曲から感じ取るものが多くなるのだとしたら、歳を取るのが楽しみになりますね。
10年後、20年後、30年後、どのように自分の感性が変化していくのか見つめていきたいと思います。


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