黒鍵はお好きですか?
4月に入り、新規入会された初心者の大人の方が数名いらっしゃいます。
〝全くなにも弾けない、楽譜も読めない〟という方から
〝子供の頃に習っていたので少しは弾ける〟方まで。
体験レッスンの時に、「これからピアノを1から習えるのが楽しみ」という言葉を皆さんからいただけて、私も同様に楽しみです。そしてもう1つ、皆さんにいただいた言葉があります。「黒鍵が出てくるのがコワイです」
〝ハ長調だけの曲しか弾けないと思います〟とおっしゃる生徒さんもいました。 でも、〝曲によってはハ長調でも黒鍵は出てきますよ〟とお伝えしたら、〝そうなんですか・・・〟とがっかりされていました(^_^;)
音符に臨時記号(♯や♭)が付いた時に、それを半音変化させるのが大変だ とか
調号に♯や♭がたくさん付いていると、それだけでもう面倒になる とか
誰だってこう思うんじゃないでしょうか?
だって、音符記号を読み解く作業って楽しくないし、それをまた音楽として捉えなおすのは回りくどいんですよねえ・・・。
あと初心者向けの楽譜って、ほとんどが黒鍵出てきません。だからここを補うのは講師である私の役目ではないかと思うのです(・∀・)
そこで、今月は 「黒鍵を、読まずに弾いちゃいましょう」 強化月間にしたいと思います。
まずは、黒鍵にどんどん触っちゃいます。
バスティンの教材からヒントをもらい、大人向けにアレンジしてやってみます。
2つと3つの黒鍵グループはすぐ把握できますので、♭Dか♭Gのキーで遊べそうですo(^-^)o
黒鍵が多い調の雰囲気って、大人向けだと思うんです。
これをやる事によって、白鍵盤オンリーできた大人の生徒さんとどんな違いが出てくるか参考にもなりそうです。
「黒鍵、好きです」って言葉を聞ける日がくるといいですねえ。
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