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大人の生徒さんに思う事

年内のレッスン、終了しました。
もう今年を振り返る時期になってしまいましたね。

震災があり、原発事故があり、途方に暮れた3月からビューっと飛んで、はや年末になってしまいました。

何故だか1、2月の記憶がさっぱり無いのですが、3月中は「福島はこれからどうなっちゃうのだろう?」という漠とした不安感と「ポポポポ~ン♪」のCM曲が頭にこびりついています。
この曲聞くと不安な気持ちが呼び起こされるので、もう耳にしたくありません。(ね、どるちぇ♪さん)

さて、大人の生徒さんが多いうちの教室。
今年もいろんな年代の方々とふれあい、様々な影響を受け、発見がありましたよ。

なるべく人前で演奏するようにしている方。
(嫌だけど、あえて弾くように努力しているとか!頭が下がります・・・)

今習っている事の目的を、把握して弾いている方。
男性に多いタイプなのですが、例えば「コードを転回形で弾く意味が分りました」「こうゆう練習法があるんですね」と納得してから弾くのは、習得への早道にも繫がりますよね。

今まで弾いてきた曲を、全曲暗譜で弾く事に挑戦している方。
お忙しいはずなのに、時間を作るのが上手な生徒さんです。ウォーミングアップに以前弾いていた曲を弾き通し、それから今やっている曲のポイントをおさえて練習するそうです。
「これをしていると持ち曲が減らず(増え続け)ボケ防止につながるんです」なんておっしゃっていました(そんなお年ではありませんがo(^-^)o)。
レパートリーを維持する努力。ある意味、新曲を開拓するよりも大切な事かも知れません(^-^)/

ピアノを弾くようになったら、計算が得意になった方。
ゲームで脳年齢が若くなったと喜んでいらっしゃいましたo(^-^)o
これは本当にあります。ちなみに私はホームページに苦労しながら文章を書いている間、ピアノで指がよくまわるようになりました。普段使わない脳の1部分を無理やり働かせた結果、脳が「ハイっ!他の仕事も引き受けます!」と急に働き者になったような、不思議な体験でした。


今年の生徒さん達は、自己の目的がはっきりしていて、それを私にうまく伝えてくれました。
講師側としてはこれほど嬉しいことはありません('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
目的に応じたレッスン法を考えて提供するのが講師の役目ですので、準備のしがいもありました。

大人のピアノレッスンで避けたい事、それは「なかなか曲が仕上がらずダラダラしてしまう」ことなのです。
「長期化しても1曲を完成させたい」という意志があるならOKです。

しかし、「そろそろ飽きてきたけど・・・完成してない。練習もあんまり出来ないし・・・」と悩んでいる生徒さん、そこは講師も一緒に悩んでいます。


少しでも、前記の生徒さんような前向きなピアノへ切り替えたいと思う方へ。

ぜひ、レッスンで「ここの小節はこうしてみて下さい」と話したところから弾いてくださいね。

曲の頭から弾くのは、あえて避けてみてください。

テンポは、わざとゆっくり。これが大事です。

そこの小節だけ、覚えてください。

・・・はっきり言ってじれったい練習法ですが、『急がば回れ』です



それから、私からのお願いです。
レッスンで私の伝え方が足りないかも知れないし、生徒さんの悩み所が、私には分ってないかも知れません。なので出来るだけいろんな方法で思いを伝えてくださいね。

レッスン中は時間が足りなかったり、言いづらいに場合は、メール等の文章でも構いません!

来年は、(私も含めて)≪進化したピアノ≫を目指していきましょう(o^-')b


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