バロックダンス講座
昨日、この夏の最後のイベント、「バロックダンス講習会」に出席してきました。
講師は宮口(安田)加奈先生。きのうの横浜と今日の国立での講習会のためにわざわざ関西からお越し下さったのです。
バロックダンスというと浮かぶのはまず「フランスバロック」・・・・そして「メヌエット」「ガヴォット」「サラバンド」に「ジーク」などなど・・・
でも、映画でそれらしき場面を見たり、遠~い昔の学生時代に見聞きした覚えはあるものの、実際に自分で踊ったり間近で見るという機会はめったにありません。
そういうわけで、今回はとても楽しみにしていました。
プログラムのまず初めは、「バロックダンス」のお話です。
プログラムの表紙に舞踏会の様子が印刷されていたのですが、先生のお話によると当時はとても「格」や「マナー」が厳しくかつ細かく決められていて、座る場所から踊る順番、そして踊るダンスにまで「格」があったそうです。
そういうお話を聞いてから再び表紙を見ると、なるほど、より興味深く見る事ができます。
そしてその中でも「格」が高いほうになるダンス「メヌエット」のステップを実際に体験してみようと、先生のご指導のもと実際に会場の皆さんでやってみました。
カウントの取り方、始めの入り方とか結構難しいのです!
みんなで輪になってステップを踏みます。
ここで、急遽撮影をやっていた私は自分ができない事に気づきガ~~~ン!
この後の後半では実際に先生が衣装を着て登場され、会場からは思わずため息とともに「きれ~い」の声が。
そして解説を交えながら次々と踊って下さったのですが、見ていると上半身は優雅な動きだけど、足元はずっと止まらず走り続けているかのようですごい運動量だと思いました。ドレスの裾がひるがえる様を見ていてもよくわかります。
何しろカメラを構えていても先生の動きを追うのに必死で、タイミング良くシャッターを切る事がむずかしいことと言ったら・・・!
そうそう、最後に生徒さんに人気のあの「メヌエットト長調」ペツォルト作曲(伝バッハ)の曲に合わせてメヌエットを踊ってくださったのですよ~~~。
これはとってもうれしかったです。なんといっても身近な曲ですし、ばっちり撮影したので生徒さんたちにぜひ見せたいと思います。
下に優雅に踊られる先生のお姿を一部ご紹介します、が、並び順が下手なのはご容赦を!数が多いと未だにどうにもできないのです。
ほらほら、ドレスと同じ色のかわいらしい靴が・・・
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