補助ペダルとアシストペダル

最近では、小さい生徒さんたちが、ペダルを必要とする華やかな曲を、披露してくれる機会が多いですね。

コンクールの会場に補助ペダルがあることは、今や常識となりました。

しかし、就学前の小さいお子さんが使用すると、体格・体力的な理由により、補助ペダルが演奏中に移動してしまうことがあり、ピアノ本体との接触がうまく行かなくなることがあります。

そこで、「アシストペダル」と称される新しいタイプの補助ペダルの一種が人気になりました。

これは、持ち運びに便利でな上、ピアノ本体に直接装着するので、従来型の補助ペダルが抱えていた問題の多くを解決することが可能になりました。

しかし、テコの原理を利用しているため、従来型の補助ペダルに比べると、楽器本体にかかる負荷が大きいため、使用法によってはピアノを損傷したという報告もあります。

また、未就学のお子さんなどが用いるには、高さに不足がある場合もありますので、師事されている先生にご相談の上、お子さんにとって、最適な補助ペダルをお求めになられるのが良いですね！