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楽典の思い出

 夏休みも今週で終わりとなりましたね。久し振りの暑さですが、くれぐれも熱中症には気を付けてくださいませ。

 私はこの頃、自分の専門に関連する学習内容いついて、ブログを書いてきてますね。ソルフェージュ、和声、作曲のネタなどが出てきますが、ここで私が音大に入学するまでに学習してきた楽典の教材をご紹介します。

 私が楽典の存在を知ったのは、中1の時でした。当時、アメリカから帰国して私立学校に編入し、学校の音楽授業では難しい世界の事を学んできたのです。その当時の音楽の教科担当の先生が実は、某音大声楽科出身でもピアノが全く弾けなくて、ピアノやソルフェージュが出来ない事の代わりとして、楽典を散々やってきた事が強烈な記憶として残っています。その当時、とにかく調号問題においては丸暗記するほかないといった感じでしたし、その他のカテゴリーにおいても似たようなものでした。

 そして高1の時にピアノを再開し、ソルフェージュを師匠の下で全て1から学習して、そこから気持ちが変わりました。音大希望者のための基礎の入り口として、音楽之友社(通称:音友)の楽典問題集から学習しました。これは各音大の教授の先生たちが監修した、いわゆる楽典の黄色本で、ここから譜表はト音記号やヘ音記号を見るだけでなく、ハ音記号もある事を知りました。

 ソルフェージュグループレッスンで問題集を持参し、受講友達に廻して問題を当ててもらうシステムで、色々なカテゴリーを自分で学習して答え合わせする学習方法でした。私は中学生の時に苦手としていた楽典問題が徐々に解けるようになり、前もってうちの姉に一部教えてもらったものがあったので、やりやすくなりました。はじめのうちは点数が低かったのですが、覚悟した上での入会後のレベルの高さや「好きこそものの上手なれ」という事もあって成長したと思います。

 音友の黄色本が終わったら、次はカワイ出版の楽典練習115をやり、その次が楽典問題108集です。これらの問題集は東京音楽大学の教授の先生方が監修した応用・発展問題集で、ここからは頭の回転の良さが問われるものです。

 私の場合、楽典の個人レッスンは受講歴がないのですが、自主的な楽典の学習でよくやってこれたと思います。半年に一度のソルフェージュ大会があり、初めのうちは点数が低かったのが徐々に上がってきました。そして高2くらいから、今でも毎回実施中の楽典ミニテストが導入され、楽典ミニテストは100点満点の採点で色々な角度での応用力が問われる独自の問題でした。作成者は師匠であり、中に優秀な生徒さんが作成したものもあり、私も一度だけ大学生の時に自分が作成した楽典ミニテストを提供した事があるのです・・・。

 学校の一般科目ではダメダメだった私が音大作曲専攻にまで行った事を振り返ると、今でも不思議に思います。こういった事もあって、今のバスティン好きレッスンへと繋がってきたのでしょう。

 詳しくは、教室ブログをご覧くださいませ。


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