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七夕の願い事

 昨日、ようやく梅雨が明けましたね。そして、本日は七夕の日です。短冊に願い事は書いてないのですが、私なりに願う気持ちはあります。本音としては複数あるのですが、言い過ぎるのは禁物なので、一つだけにしておきます。

 毎回同じ事の繰り返しとなりますが、バスティンメソッドが国際化社会に向けて受け入れられてほしい事です。この教材は今から40何年も前に、東音企画(バスティンメソッドの日本代理店)の社長さんのお母様がアメリカ・サンディエゴに渡って持ち帰った事がきっかけです。教材を日本中に広めていくために、今はバスティンの講座を担当されてる先生方を中心にお勉強会を開きました。日本語版の教材が発売されたのが今から30何年も前の事で、今のピアノベーシックスとピアノパーティーに改定されて発売されたのが、20年ほど前なのです。バスティンメソッドを日本へ広めていくための礎を作ってくださり、帰国子女で作曲専攻の私には合致する内容なので、社長さんやお母様には感謝いたします。

 この教材がアメリカ以外の国へ最初に渡っていったのが、実は日本なのです。今となっては世界16か国以上に翻訳され、お隣の韓国や中国にも渡っているのです。韓国や中国では祖国の事情もあって、アメリカへ渡って向こうに永住したいと思う人たちが多く、留学生の数でも日本を相当上回っているので、教材の浸透率は日本よりも高くなっているでしょう。今の競争が厳しくなった国際化社会に対応したピアノ教材として、バスティンは適してると思います。一般社会の中では論理的思考を養い、自分が何を言いたくて表現したいのかが問われるので、会社の中のプレゼンや物事を分析する時に適してるでしょう。

各種音楽コンクールでの国際化においては、ただ美しく楽譜通りに演奏する事だけが目的でなく、ソルフェージュ、楽典、楽曲分析、構成や解釈において問われます。日本ではこれまで、ノーミスで完璧にこなす事を当たり前とされてきましたが、ここ最近では楽曲表現も問われるようになりました。PTNAピアノコンペティションの全国決勝大会の場合、ノーミスで完璧に弾けたとしても表現力がいまいち足りないとしたら、金賞から遠のいてしまうでしょう。誰が金賞をもらうのかというと、多少のミスがあったとしても表現力が豊かで人に感動を与える演奏をした人が、もらう可能性が高いのです。要するに、楽曲分析などをこなして自分が表現したい事をやれた人が、国際コンクールでは問われるのです。

 私が指導したいレッスン内容では、ピアノを学びながらも楽曲分析、楽典、ソルフェージュをリンクした教育で未来に羽ばたく生徒さんを育成したいのです。それらを総合して適した教材が、バスティンメソッドなのです。もし当教室で学びたいのならば、これまでのピアノを30分弾いて終わりといった考え方では通用しない事を覚悟してきただきと思います。バスティンメソッドがもっと日本で広まりますように。

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このブログへのコメント

AE Music School

2013年7月10日 00:30

古澤ミュージックスクール様、コメントをありがとうございます。

バスティンメソッドの楽曲の特徴としては、ジャズ、ブギ、ロック、ポップのものがかなりありますし、クラシックものはバスティン式にアレンジされたものが中心です。私が小学生だったアメリカ在住時に、アメリカンスクールで学んだ子供のお遊びソングやアメリカ民謡に国歌なども教材に入ってます。バスティンオリジナル曲に関しては、クラシックでのお決まりのコード進行を柔らかくお洒落にアレンジした代理コードを使用しているものが数多くあります。

クラシック教育とは別に、ジャズコード理論の学習もしなければならないですし、私のようなアメリカ在住歴のある作曲専攻の先生には適した内容ですね。独り立ちできるようにするのも先生の役目ですが、私としてはどうしても弾けない時は必ずアンサンブルフォローをしております。

古澤ミュージックスクール

2013年7月8日 00:27

同意見です。バスティンの教材のことは
少ししかわかりませんが、どれだけ理解できて表現できるかが大事ですよね!
その楽曲の調性や拍子メロディーラインは・ベースラインは?
和音はどんな響きのものを使っていて、作曲家はどんな人でどんな願いをこめてその曲を作り、
その曲のストーリーが自分でわかる。
やがて独り立ちできる力をつけてあげるのが先生としての使命だと思うのですが、
そうやって弾けるようになるからピアノ弾くの楽しんじゃないのかな?