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バイエルのメリット・デメリット

 今日から10月で、本格的な秋の衣替えの季節になりましたね。

 小さい時に教わったピアノメソッドといえば、おそらくバイエルと
答える方が多いかもしれません。私もその中の一人でした・・・。

 そもそも、バイエルは今から300年ほど前に、ドイツで作曲・出
版された教材です。日本は当時、江戸時代でしたが、それが今で
も愛されているのはすごい事です。しかし、世界中でバイエルを
使用している国は、日本だけですし、海外で人気のある教材とい
えば、バスティン、バーナム、トンプソン、スオミ・ピアノスクールや、
メトードローズといったとこでしょうか。

 バイエルといったら子供のレッスン教材という印象をお持ちの方
が、多いかもしれません。しかし、本来の目的は大人のための練
習曲として、書かれたそうです。大学や短大の保育コースの課題
曲では、バイエルが必修となっております。

 バイエルをやって良い所は、古典派の基礎のハーモニー感が
身に付くことですね。また、ソナチネやソナタの楽曲を演奏する時
の、音階やアルペジオのパッセージが出てきますね。その時の、
手の形や指使いなどで、基礎的なお勉強も含まれているからだと
思います。しかし、欠点としてはいつも同じような調性、及びコード
進行の楽曲を何度もやって、次第に飽きてくることですね。また、
突然新しい調性を学んだり、今までト音記号でずっと学んできてた
のが、突然大譜表が出てへ音記号を無理矢理覚えたりしてました
ね。演奏上のテクニックでも、難しい所が数多くあります。そのた
め、読譜の上では難しい事だらけなので、最悪な結果として楽譜
を読むのが億劫になり、ピアノ嫌いを作る原因になっていたと、私
なりに思います。

 私の場合、姉がヤ○ハ音楽教室で先にピアノを習っていたので、
自分もそれについていく形で、同じ内容で学びました。そろそろ個
人レッスンも必要となる時に、私のいたクラスが解散したため、個
人レッスンを受ける事となり、バイエルを学びました。私は姉やヤ
○ハ音楽教室の影響もあったのか、あまり読譜で困る事はなかっ
たのです。ちょっと嫌味な発言をして、申し訳ありません・・・。

 バイエルをやると、昔ながらの教育として、忍耐・根性は身に付
きますが、現代っ子には指導が難しいのが、現状ですね・・・。


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