自作のソルフェージュ教材

　本日は暖かな春の陽気ですね。ソメイヨシノの桜は散ってしまいましたが、今は八重桜が満開ですね。

　過去にソルフェージュについて書きましたが、当教室でのソルフェージュの問題は楽器店で販売されてる教材ではなく、私が独自に作成したオリジナルのものを使用しております。従来のソルフェージュ問題集は学ぶ項目によってカテゴリー分けされてますが、私のやり方ではあまり関係なく作っています。もし私の作成した問題を出版する事になったならば、色々と打ち合わせでカテゴリー分けするかもしれません。こちらが私の作成したソルフェージュ問題集で、上級者向けの内容です。

　初級問題も作成しておりますが、非常に易しい問題においてはリズムが単調で数えやすいものが中心で、♯や♭などの臨時記号もついてません。そこから少しずつリズムのレベルが上がり、臨時記号もついてきてお洒落なハーモニーを伴奏付けられるように、作成していきます。

　作曲者の立場として、意外な事に単調なリズムやメロディーを作曲するのが難しいのです。決められた範囲内でしか音やリズムを動かせなかったりするので、それがネックとなるのです。臨時記号のない単調な楽曲の伴奏付けも、初めのうちはお決まりのコード進行でやるのですが、それが後々リハーモナイズ（同じメロディーでもハーモニーを変える事）されて新たなアイディアが生まれてきたりもします。結果的に作曲しやすくなるものは、お洒落なハーモニーと少し複雑なリズムにメロディーだと思います。

　詳しくは、教室ブログをご覧ください。